迫害に対して、共に発正念をして邪悪を制止する
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2019年6月6日】ある日、明慧ネットで同修の交流文章を読んで、その一部の内容に強く感銘を受けました。そのあらすじは、「最初の頃、同修は一部の迫害や残虐な刑罰に関する文章を辛くて読んでいられなかった。しかし、その後、もし私達大法弟子ですら刺激を受けて辛くて読んでいられないなら、常人たちはどうしてこのような文章を読めるだろうかと悟った」という話でした。実は、私もそうでした。いつも迫害に関する文章を避け、読みたくなく、時には警察の邪悪な行為を読むと少し怖く感じました。師父は私にこのような文章を読むように気付かせてくださいました。そこで、私は避けないようにし、真剣に同修が迫害を受ける文章をすべて読みました。

 全国各地に多くの警察官が悪事の限りを尽くして同修を迫害する記事を読むと、私は心から焦りを感じ、自分が迫害された同修達に何かをしてあげなければならないと思いました。中国の電話はすべて身分証明書の実名で登録しているので、暴かれた警察官の電話番号があっても掛けられず、海外の同修からの抗議電話を待つことしかできない、このような状況を何とか変えなければならない、私達中国国内にいる同修も立ち上がらなければならないと思いました。

 つい先程、ある年配の同修が8年の懲役刑を下され、娘さんも連行された記事を読みました。私は心に怒りを感じ、思わず掌を立てました。この時、師父は知恵をくださいました。「私達は大法弟子です。師父は私達に能力を下さいました。私達の正念は邪悪を一掃できる佛法神通なのです。どうして使わないのだろう」と思いました。

 明慧ネットにアクセスできる中国の同修に、「暴かれた邪悪に対して正念を発しましょう」と呼びかけます。師父は「もちろん、今までと同じように正念を発します。私がこれを皆さんに教え、皆さんはそれを知るようになり、正念を発する目的が明確になっていれば十分です。あまりに具体的に考えなくても良いのです。この目的を持って、旧勢力の参与を徹底的に終わらせます」[1]と説かれました。私達の功は霊性があるもので、自ら邪悪を探し出して一掃することができるのです。ある日、私はある刑務所の所長に対して発正念をしました。私は某地域の特定の人の背後に潜んでいる邪霊を一掃し、彼に現世で直ちに報いがあるように功を打ち出し、同時に迫害を受けた同修の正念を強め、早く家に帰るように……と正念を発しました。しばらくしてから、自分が思わずに涙を流したことに気付きました。私は天目が閉じたまま修めているので、もしかしたら、自分の神の一面が迫害された同修を見て心を痛め、或いは警官が知らないうちにこれほど大きな業力を作ってしまい、彼の為に悲しく思っていたのかもしれません。

 毎日明慧ネットは必ず具体的な地域や悪人の名前を暴いています。私達は彼らに対して発正念をし、彼らの背後にある邪悪の要素を一掃し、救えない人に現世で直ちに報いがあるよう、彼らに再び法を正すことを妨害できないようにと発正念をしましょう。中国の大法弟子が一緒に暴かれた邪悪に対して発正念をするならば、その力はきっととても強いものでしょう。そして、海外の同修の真相を伝える電話に力を合わせ、明慧ネットが邪悪を暴く力をもっと強くさせましょう。

 少しの浅い体得です。適切でない所があれば、同修達のご叱正をお願いします。ありがとうございました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『各地での説法三』「二〇〇三年米国中部法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/20/387559.html)
 
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