湖北大冶市の柯昌炎さん迫害で痩せこけ 4年の実刑判決
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 【明慧日本2019年6月6日】湖北省大冶市(だいやーし)の法輪功学習者・柯昌炎さんは、不当に拘禁されて1年以上が経ち、先日懲役4年の実刑判決を言い渡され、湖北省沙洋刑務所に収監されたことが分かった。

 柯さんは男性の学習者で1962年に生まれ、冶市茗山卿上ワン村大楼沖家に住んでおり、1999年7.20に中国共産党による法輪功への迫害が始まって以来、柯さんは何度も不当に拘禁され、酷い迫害を受けた。2001年9月に北京へ陳情に行っただけで、2年の労働教養を強いられた。教養所で、睡眠の剥奪、面壁などの体罰を受け、毎日体力的にきつい重労働をさせられ、長時間の残業を強要されていた。

 2007年12月10日の夜、家にいた柯さんは押し入って来た警官らにより再度連行され、また、2年間拘禁された。

 2018年1月16日朝、茗山卿派出所所長・黄開進と大610弁公室課長・張旭華の2人は、互いに結託して柯さんの家に侵入し、「捜索許可書」や「警察身分証」など何も提示しないまま、不当に家宅捜索を行い、その後、柯さんを連行して拘留所に入れた。

 同年11月15日、柯さんに対して大冶裁判所は裁判を行った。柯さんの強い願望でやっと柯さんの家族4人の傍聴が許された。柯さんは坊主頭に刈られて精神状態も正常ではないことが、言動から明らかに見て取れた。法廷で、柯さんは「私は法輪功を修煉していますが、犯罪行為はなに一つしていません」とただ一言だけを何度も繰り返したという。

 2019年5月28日に、「柯に懲役4年の実刑判決を下した」と大冶市610弁公室からの知らせを受けた家族は、拘留所へ柯さんに面会しに行った。そこで見た柯さんの姿は、残酷にも迫害されて皮と骨ばかりに痩せこけた哀れな姿であった。それでも家族はどうすることもできず、ただ、ただ涙を流して悲しむだけだった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/5/30/388040.html)
 
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