多くもらった商品代金を全額返金した
■ 印刷版
 

文/中国の大法弟子 

 【明慧日本2020年1月3日】ある日、お得意さんから商品の代金を支払ってもらいました。私達は5人で商売をやっているため、私はもらった代金を仲間に5等分にして、それぞれに支払いました。これは2018年の秋の出来事です。

 お金を皆に渡してから、「この金額の額はどうもおかしい。こんなに多くないはずだが」と思い、計算し直してみたら、自分は3000元(およそ4万7000円)多くもらったように思いました。考えれば考えるほどおかしいと思い、そこで、仲間の1人に支払い明細書を送ってくれるようにと頼みました。彼は明細書をすでに処分したと言い、そして、「お金はもう皆に払ったし、終わったことだから、もうこのままでいいじゃないか」と言いました。師父は私達に他人の為に考えるようにと教えて下さっているので、私は仲間たちに、「お得意さんは私達に間違って多くのお金を支払ってくれており、その分を稼ぐには結構大変なことです。このお金を返さないと申し訳ないと思いますが、そうは思わないですか」と問いかけました。そして、さらに師父が『轉法輪』の中で説かれた、失わなければ得られずという法理を話して聞かせました。すると、仲間たちは皆とても感動して、「多くもらったお金は返すべきだ」と言いました。

 翌日、お得意さんに尋ねました。「代金を多くいただいていませんか」と言うと、「そうだった?」と彼は全く気付いていない様子でした。「2万元(およそ31万2000円)位だと思いますが」と言うと、お得意さんはとてもびっくりして、「え、え! 支払い明細書はもう捨てたよ」と言いました。「早く探して見てください」と言うと、彼はすぐにゴミ箱の中を探し、「あった、あった、ゴミをまだ処分していなくて、よかった」と言いました。

 ゴミ箱から支払い明細書を見つけ、もう一度計算し直すと、合計で、1万8580元(およそ29万円)も多く計算していたことが分かりました。私は多くもらった分をそっくりそのまま返しました。彼は私が修煉者であることを知っているし、大法の真相も知っており、三退もした人ですが、今度のことで彼は、より法輪大法の素晴らしさを理解してくれました。彼はとても感動して、しきりに「ありがとう、ありがとう」とお礼を言いました。「私に感謝しないで、どうか、大法の師父に感謝してください」と言うと、彼は「大法師父に感謝します」と言いました。

 慈悲で偉大な師父のお導きで、私は関門を通り抜けることが出来ました。心から師父の慈悲なる済度に感謝いたします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/12/13/396990.html)
 
関連文章