正念で封鎖を否定し「伝染」という観念を突破する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年3月3日】「武漢の肺炎」は、中国全土と海外にまで続けて広がっています。各国がチャーター機を派遣して自国民を武漢から救出し、中国との往来を断ち切る封鎖の方法を取っています。中国では中国共産党も省を封じ、市を封じ、さらに住民の住宅区域や道路、村までも完全に出入りを封じる手段を取っています。大法弟子として、法理に従いこの封鎖に対していかに認識するか、いかに中国共産党のこのような封鎖を突破するかは、衆生を救い済度するためにとても肝心なことです。

 「武漢の肺炎」が現れた後、なぜ一部の学習者は封鎖されて、衆生を救い済度する力を発揮できないと思うようになったのでしょうか。それは私達自分自身の心により招いたものではないでしょうか。では、一体どのような心があったから、封鎖されることになったのでしょうか。

 私は、ずっとこの問題を考えていましたが、根本的な原因はよくわかりませんでした。今朝、朝の煉功の時に、「伝染」という二文字が頭に入れられました。そこで、直ぐに分かりました。たしかに、自分の頭の中の「伝染」という言葉の観念が隙に乗じられ、衆生を救い済度することが封鎖されてしまいました。

 衆生はなぜ、封鎖を招いたのでしょうか。「伝染」することを怖く感じているからではないでしょうか。我々一般人は、大法の修煉に踏み込む前に病気にかかったら、常人の病院へ治療に行きます。疾病に対する常人社会にある常識が加わり、知らないうちに一つの観念が形成されてしまいます。伝染病が、人と人が接触する際に、お互いに伝染するという観念です。つまり、「伝染病」が流行っている「伝染」の方式を認める観念が形成されているということです。

 法理の中から、人は病気にかかった根本的な原因は、自分自身の業力により招いていたことが分かりました。人類の言った「伝染」は仮相で、実際には存在していません。人が病気にかかった根本的な原因ではありません。事実もそうなっています。「武漢の肺炎」の患者を診療する医者がたくさんいます。なぜその医者の中に、伝染した医者と伝染していない医者がいるのでしょうか。

 歴史の記載によると、ローマでペストが大流行した中で、死んだ家族の死体を抱いても伝染しなかった人がいました。逆に、全然接触していない人なのに、伝染した人もいました。ですから「伝染」というのは、今日の世の人々の病が広がる方式の間違った認識の仕方だと思います。このような認識方法は、現代医学から生じたもので、現代科学によりもたらされた変異した考え方なのです。伝統文化の中では、このようにものごとを認識しませんでした。伝統文化の中では、人が病気にかかったのは「因果の報い」による結果だと解釈しています。

 「武漢の肺炎」の現れは、中国共産党が世の人を騙し、佛法に巨大な罪を犯したことに原因があります。大法弟子が、「伝染」に関する現代的思考方法による観念を除去できず、隙に乗じられたことが、封鎖された主な原因の一つであるかもしれません。

 個人的な認識ですので、法に準じていないところがあれば、慈悲なるご指摘と圓融をお願いします。

 合掌

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/2/18/401293.html)
 
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