カトリック香港教区 「ミサは疫病を防護する」
■ 印刷版
 

 【明慧日本2020年4月4日】(香港明慧記者・章明)中国で新型コロナウイルスによって引き起こされた武漢肺炎の疫病は世界中に影響を及ぼした。各国政府は相次いで大規模な集会などの活動を中止する政策を打ち出し、病毒の拡散を防ごうとしている。香港はそれほど大きな影響は出でいないが、神に回帰する動きが現れている。

 現代科学と無神論の普及により、大多数の人々が疫病の防護法として、手洗いや防護服を着る、マスクを付ける、または自宅に隔離するなどの方法を取っている。香港においては疫病の影響がそれほど出でいない状況下で、神に回帰することを願い、目下、香港カトリック教区では疫病に罹らない方法として、インタネットを通してミサを行なうことを提案している。

 ミサ(ラテン語:Missa)は感謝祭とも言う。ミサとはイエスキリストの誕生を記念し、人々のために命を捧げたキリストに対する感謝と信仰を意味している。しかし不幸なことは、このミサは多くの人々の心の中で宗教儀式となってしまったことである。

 中国語の「信仰」という単語は、字面からみると2つの内包が含まれ、一つは「信」は信じること、信任すること、心から信仰することであり、もう一つの「仰」は敬仰すること、崇敬すること、あこがれることである。信仰は通常俗世間を超えることでもあり、人生の終焉に関わりを持っている。

 これまで法輪功学習者は三退を勧め、人々になぜ心を込めて真言「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」を念じるかを説明してきた。この行ないは無信仰者と信仰のある人々に、現代の生活方式の中で精神への回帰に便利な道を示している。

 同時に多くの西洋の政府と人々に信仰を復興させ、懺悔の伝統に回帰するよう期待している。心からの誠実さを持って自分の神に懺悔し、慈悲なる神にお願いをし、自分または周りの人々がこの疫病の災難から逃れ、そして幸福な明日に向かっていけるように祈ることである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/3/22/402827.html)
 
関連文章