感染症の中でしっかりと自分の位置づけをする
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 【明慧日本2020年6月6日】中共ウイルス(武漢肺炎)は2020年の初め頃から急激に蔓延し、引き続き中国の各省、市、区、町内、コミュニティが封鎖されました。私の住んでいる地区では1月26日から村や道路が閉鎖されました。このように封鎖されると、人々は大法の真相を知ることが出来ず、淘汰される危険に晒されてしまいます。

 師父はこのように説かれています。「大法弟子は人類の希望であり、しかも唯一の希望です」[1]

 人々を家の中に閉じこめて外出させないことは、いけないと思いました。私は法輪大法の弟子なので、師父に教えられた通りに人を救うべきです。

 一、時間を無駄にせず、村人に大法の真相を伝え

 感染の状況の厳しさから、人を救うための時間が差し迫っていることを、より一層実感させられました。そこで、私はマスクをつけて毎日出かけ、「伝染病が蔓延しているこの時期に、心の中で『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』を念じて下さい。この九つの真言は人を救うことができます。身内の方達にも心を込めて『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』を念じるようにと教えて下さい。きっとうまくいくと思います」と村人達に伝えました。多くの村民達が熱心に耳を傾け、大法の真相を受け入れました。

 今回の感染症が広まっていることで、私は大法の真相を伝えることにおいて、足りない部分を真剣に反省し、しっかりと補うようにして一軒一軒をくまなく回り、大法の真相を伝えました。村の数人の同修も次から次へと村人達に大法の真相を伝えたので、村人達はとても喜び、多くの村民は「三退」しました。

 二、封鎖を突破し、心を込めて大法の真相を伝える

 村以外の人達にも大法の真相を伝えたいと思い、良い方法があるのではないかと考えました。夫は村から1キロ離れた場所で養殖業を営んでいるため、1日2回食事を持って行くようにしています。村が封鎖された最初の数日、村の入口で警備をする役員が「通行証」をチェックしなかったので、スムーズに出入りしていました。感染の事態がますますひどくなるにつれ、封鎖も厳しくなり、村の入口でいちいち「通行証」をチェックするようになり、それで村の委員会で「通行証」を出してくれるように申請しました。

 本来なら「通行証」の申請する手続きはとても面倒で、在職証明や職場の責任者の押印や、サインなどが欠かせないものですが、私は村の委員会に行って、「毎日夫の食事を持って行きたいのです」と言っただけで、村の幹部は迅速に「通行証」を出してくれました。弟子の切に人を救いたい心を師父が見ておられ、助けて下さったのだと思いました。

 「通行証」があると、村からの出入りが制限されなくなります。このようにして、私は毎日出かけて大法の真相を伝え人を救いました。感染症が発生した当時から今日に至るまで、一日も欠かさず外出し、途中で出会った人達にも声かけして大法の真相を伝え、一人でも多くの人を救いたいと思っています。

 ある日、村を出た後、道端で年配の女性に出会ったので、私は「こんにちは、良いことを教えますから、ぜひ覚えておいて下さいね。『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』は人を救うことができます」と話かけると、婦人は「ありがとう」と返事をしました。続いて私は「党、団、隊の組織に入ったことがありますか?」と聞くと、「入ったことがあります」と答えましたので、仮名で「三退」させました。女性はすごく嬉しそうな表情で「ありがとうございます」と言いました。私は「お礼を言うなら、私たちの師父に感謝して下さい。私たちの師父が、人々の安全のために『三退』を勧めるように教えてくださいました」と伝えました。

 2020年3月20日、師父の新しい経文「理性」が発表されました。私は師父の経文に書かれている通り、しっかりと法を勉強し、毎日外に出て知恵を生かして縁のある人を救っています。

 毎朝、発正念をした後すぐに出かけます。ある散歩している男性に出会った時、「おはようございます。おじさんに教えますね、今の感染症は人を淘汰しています。『法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい』を覚えたら救われます」と声をかけました。おじさんは「分かった!」と言ったので、私は「党、団、隊の組織に入ったことがありますか?」と聞くと、「入ったよ」とおじさんは答えました。「でしたら、仮名で脱退しましょう。脱退するとすべてが順調になります」と教えると、おじさんは喜んで「ありがとう」と同意してくれました。私は心の中で「師父、ありがとうございます」と感謝しました。このような事は多くありますので、いちいち挙げないことにします。

 師父は「慈悲は天地の春を溶かし 正念は世中の人を救う可し」[2] と説かれています。今の形勢の中で人を救うためには、心の状態を安定させ、強く正念を持ち、しっかりと法を学び、多く発正念をすれば自ずと自分の道を切り開くことができます。

 修煉の次元が限られているので、不適切な所があれば同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 注:
 [1] 李洪志師父の経文:『パリヨーロッパ法会への祝辞』
 [2] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「法正乾坤」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2020/5/9/405061.html)
 
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