上海市の尤佳さん 不当拘禁される
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 【明慧日本2020年7月7日】(上海市=明慧記者)上海市浦東新区上南十村に住むに法輪功学習者・尤佳さん(女性)は5月29日、自宅から浦東新区周家渡派出所の警官に不当に連行され、いまなお拘禁されている。

 同日、尤佳さんは法輪功迫害に関する資料を配布したとして、警官らは2台の車両に乗り込み、男性警官4人、女性警官2人が尤佳さんの自宅に押し入った。警官の要求に応じないとして、尤佳さんは手錠を嵌められて周家渡派出所に不当に連行された。さらに、家宅捜索を受け、法輪功書籍数冊、ノートパソコン1台、プリンター1台、コピー機1台とコピー用紙等を押収された。

 尤佳さんは連行時にパジャマを着ていたが、着換えることも許されなかった。当日の夜、尤佳さんの夫は妻の解放を求めて2人の弁護士とともに周家渡派出所へ行った。しかし、派出所側に拘禁通知書を見せられ、尤佳さんはすでに浦東新区拘置所に拘禁していると告げられた。

 尤佳さんの夫は生活のため毎日仕事に追われている。義理の両親は他省に住んでおり、家に残された15歳の娘は胸腺低形成(ディ・ジョージ)症候群(遺伝子異常に起因する奇形症候群)を患っているほか、自閉症、免疫不全も患っているため、常に側で面倒を見ならければならない状態にある。これまでは、尤佳さんと年配の両親が面倒を見ていたが、両親は70歳近くになり、少し前には母親が肺がんの手術を受けており、面倒を見られなくなった。尤佳さんの娘は元々不眠症もあり、母親が逮捕された後、さらにうつ状態となり、母親をあちこちで探しているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/29/408332.html)
 
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