災厄を司る神との会話 災難と大法弟子の責任
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年8月4日】3月28日、私は煉功していた時、天目で天界のある部屋の中にいろいろな服が掛かっていた光景を見て、これらの服は疫病神の服だと分かりました。この時、部屋の中に、災厄を司る神(災難を担当する天の最高の神)が現れました。神は、「今年、数十種類の災難があり、衆生(人々)は大きな災難に見舞われます…」と言いました。

 私は天目で見た光景に関して、いつもは深く探究しません。しかし今回、人類は確かに未曾有の災害に見舞われているのが分かります。中国のことわざに、「福祸无门,唯人自招(幸運や不幸への扉はないが、ただ人は自ら招くのみ)」と言われています。末法末世の終わりの日は、人類の道徳基準はすでに地獄に落ちているので、あらゆる災難が来て、人類は壊滅的な災難に直面します。巨大な災難を前にして、人類はそれに対処する方法があるでしょうか?

 神は衆生が正しい道に戻るように期待しますが、衆生は神の期待を知ることができますか? この一瞬のチャンスを掴めるでしょうか?

 大法は広く伝えられ、災難を乗り越える方法があります。しかし時間は短く、真実を知る者は救われます。これは人類にとって唯一の選択肢です。

 一、災厄を司る神による数十種類の災難

 私が災厄を司る神が言った数十種類の災難を究明しないのは、修煉者として昔から人類に大災難があることを知っており、修煉者として、心から世の人々が救われるのを望んでいるからです。しかし災難は必ず決まった通りに現れます。如何なる災難の現れも、定時(決まった時間)、定点(決まった場所)、定数(決まった宿命)通りに行なわれ、これは上界(天界)で「三定」と言われ、人はそれから逃れることは出来ません。今、この特別な歴史の中で、唯一変えられるのは「定数」です。人の心が変われば、この人の定数が変えられるのです。例えば、武漢市を封鎖する時、大法の真相が分かり、三退をして、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じれば、中共ウイルスの症状が消え、疫病神の死亡リストから削除されます。これは定数に対して、「変数」と呼ばれます。決まった災難に遭うとき、宿命を変えることができます。つまりもともと死亡と固定された数が、救われるようになりました。これは古往今来(こおうこんらい)昔から今まで唯一、大規模に「定数」を変えられる特別な期間なのです。

 災厄を司る神を見た2カ月後、私がこの文章を書こうと思った時、再び現れた神と交流しました。ここで少し説明しましょう。この交流とは思考感知の伝達方式で、私が神に思考を発信して伝え、そして神からの思考を受け取ります。神の思考が立体音声を帯びて、交流自体が瞬時に終わります。以下は私たちの交流です。

 私:私は人類が災難に見舞われることを知っています。私の師父は「古今の予言者は仙賢であり 衆生はすでに危難に直面している」[1]と説かれました。現在の疫病、イナゴ、草原の蛾、洪水、雹(ひょう)、地震、陰性エイズ(エイズより強い病気)、A型ウイルス性肝炎、ペストなどはすでに昔の預言の正しさを証明しました。

 神:この天の意志を世の人々に伝える人が必要です。世の人々に、「人間にはまだもっと大きな災難が待っていること、すべての存在が世界の終わりに直面していること」を伝える誰かが必要なのです。あなたたちは神の使者なので、ずっと人々に神の意志を伝え、衆生が救われるように望んでいます。しかし、今人類を殺す末世の劫輪(大災難を行なう輪)がすでに発動し、天象がすでに現れ、人類の運命は災難から逃げられません。

 私:確かに災難から逃げられませんが、神が慈悲なので、できるだけ人々に機会を与えます。そして大法弟子は引き続き人々に福音を伝え、世の人々を救います。私の師父は「大法弟子は人類が救われる唯一の希望です」[2]と説かれました。

 神:大法は20年間にわたって伝えられてきましたが、人類はまるで知らないふりをして、残りは後悔だけで、歴史の証拠として未来の人に参考にさせるようです。

 私:各国の政府や、世論がどのように劣悪な中国共産党(以下、中共)に対応し、どのように卑劣な中共の害毒を取り除くのか、これからが大事なのです。2004年に出版された『九評共産党』は各国の政府や世論に機会を与えましたが、彼らは政党や個人の利益のため、引き続き中共にテコ入れをして、中共はより多くの資金を得て、多くの学習者を虐殺しました。中国が世界最大の人体臓器提供の倉庫になったのに、各国の首脳は相変わらず、人を欺き自らも欺いて、正義や道徳を考えず、喜んで中共に惑わされています。2017年に『共産主義の究極の目的』が発表されました。また2018年『悪魔が世界を統治している』が発表され、慈悲なる神は再び各国の政府に卑劣な中共の害毒を取り除く機会を与えました。しかし、各国政府の目覚めは遅く、疫病は人を待たずに決まった時間に現われました。「悪魔とダンス」をした結果、各国では疫病によって多くの人々が死亡しています。真相を理解している人は政府に、「『共産党宣言』はすでに自分が『幽霊』であると言いましたが、君たちはなぜサタンの政権に協力するのですか? なぜ悪魔の契約を断らないのですか? なぜ悪魔に従うのですか? 君たちは私たちをどこに連れて行くのですか?」と詰問すべきです。

 神:なぜ私にどのような災難があるかと聞かないのですか?

 私:九州(中国のこと。古人は中国を九州と呼んだ)が災難に見舞われると、海外も同じ目に遭うのです。あなたが言いたいのなら、私も聞きましょう。

 神:人類の大災難は、中共ウイルスから始まり、至る所に災難が現れ、人類を淘汰する劫輪がすでに発動し、低次元の宇宙の浄化期がすでに来ました。人のように見えても人にならない人(人間の基準に達していない人)を淘汰します。すべて死亡すべき人の名前は天界の黒いリストに記されています。人間は死んで、地獄に迎えられ、罪の大きな人は無間地獄に落ちます。現在人類は、疫病、イナゴ、洪水、干ばつ、雹(あられ)、ペストなどの災難は知っていますが、戦争、飢饉、火災、などの未知の災難、またもっと強い疫病があることは知らないのです。

 私:発正念の時、私は「五行の劫(災い)」という言葉を聞きました。また犠牲者が続々に現れるのを見ました。私は人類が「五行の劫」に見舞われていることは知っていました。私が何の災難があるのかと聞かない理由は、災難は神の按排(計画)であり、人々の劫数(決まった災難)だからです。私が注目するのは、修煉者はどのように、この短い期間でより多くの人々を救うことができるかなのです。

 私たちの会話は別の話題に変わりました。

 二、大法弟子の責任

 私:大法弟子は迫害を受ける中で、また人を救っています。しかし、人を救う緊迫感のない修煉者がまだ多いのです。一部の修煉者は、監視カメラや、各妨害のことを怖がって、恐れる心が重く、師父の話をしっかり理解できず、法に基づくことができず、人を救うことをしっかり行なえていません。

 神:修煉者は超常的になる必要があります。能力も開いています。しかし常人(普通の人)の思想が動く時、常人と混同してしまいます。このようになったら、どうやって自分が成就できるのですか? どうやって他人を成就させるのですか? 神の委託(約束)に背きます。あなたは何か考えがあるようなので、言ってください。

 私:大法の師父は早期の説法の中で、「宗教乱神」に言及されたことがありますが、多くの修煉者がこれらを排除することを重視していないと気づきました。宗教乱神は信者を操る現象もあります。あるキリスト教の信者は、夢の中で、「君の人心が多すぎるから、修煉しても成就できない、せいぜい地獄に落ちないだけです」という声を聞きました。中国国内のキリスト教やカトリック教の多くの宣教師は、悪意に大法と大法の修煉者を誹謗中傷しました。これらの人の境遇は非常に危ないのです。

 私の師父は、「滅」(昔の宇宙の規律は成、住、壊、滅)の時期の悪い神に言及されました。しかし多くの修煉者はこれらの悪い神を排除することを重視していませんでした。師父は科学奇胎(技術フリーク)と言及されたことがあります。私の理解としては、中共は科学奇胎と連携して、傍受、監視のシステムを作り出して、修煉者を迫害しています。これに対して発正念をしない修煉者がおり、情を重んじ、欲を重んじ、物に対して執着する修煉者もいます。ある修煉者は20年にわたって修煉しても、常人の観念がたくさんある人もいます。また色欲の心が強く、夫婦間の欲望が非常に強い修煉者もいます。修煉者として、色欲の心をしっかり取り除かなければ、全てが危険な状態になるのです。最後になればなるほど、自分の修煉を緩めてはいけません。何故なら、良くない物は強く反発してくるからです。

 神:大法の修煉者は三界に属していません。しかし、多くの修煉者は円満成就できないので、本当に残念なことです。執着心に触れられたり傷つけられたりすると、人心を放下できず、自我を放下できないのです。逆に自分を守り外に向けて探すので、非常に残念です。このまま20年の時間を無駄にするのは、勿体ないのです。しっかり修めた修煉者なら、人を救い済度する力が強く、本当に素晴らしいのです。

 私:確かにその通りです。私の知っている修煉者は、2月に町を封鎖された時、夜中に外に出て法輪功の資料を配り今でも続けてやっています。私はこの人をとても尊敬しています。天上の神もこの修煉者を賞賛しています。

 補足:五行の劫(苦難)とは

 五行は相生(そうしょう:順送りに相手を生み出す)と、相克(そうこく:相手を制御する)で、各界の生命のバランスを維持しています。五行の輪が時計回りの場合、生命は盛んで、徳があり、秩序があり、滋養があります。五行の輪が逆時計回りの場合、徳を失い、秩序がなくなり、滋養が消え、万物が災難に見舞われます。六道輪廻(輪廻転生の六輪)の中で、すべての生命は業力を連れて輪廻しています。生命は物に生まれ変わった時、例えば、石、土に生まれ変わった時も、石、土は業力を帯びており、植物や、虫に生まれ変わった時も、植物や虫も業力を帯びています。高い次元から人間の次元を見ると、業力は至る所に溢れて、人間の次元の全体を埋めました。

 五行の劫とは、人類が知っていることで、「水」に関係があるのは、洪水、津波、雹(ひょう)、雪、霜などです。「火」に関係があるのは、爆発、火災、干ばつなどです。「土」に関係があるのは、地震、土石流、火山噴火などです。「金」に関係があるのは、戦争などです。「木」に関係があるのは、山火事、害虫(イナゴ災害、ツマジロクサヨトウなど)、食糧難などです。

 大法の師父は、「人に徳がなければ、天災、人災が起こります。地に徳がなければ、万物が凋落(枯れる)します。天に道がなければ、地は裂け天は崩れ、蒼穹(天空)はすべて空になります」[3]と説かれました。

 今、天地人の三種の才能に徳がないので、いろいろな災難が続々と現れています。別の空間に対応する五行の劫輪はすでに発動しました。五行の劫輪は末世の劫輪の一部で、時疫(決まった時間に現れる疫病)の劫輪も末世の劫輪の一部です。今年は人類にとって、非常に危険な年です。実は、他の空間が見える人は、天界も災難に見舞われていることを知っています。

 師父は、「皆さんが数千年来期待して待ち望んでいることと心配していることは、すべてやってきました。しかも、今現在起きています。その中ですべての人々は皆、意識的または無意識に自らの未来を選択しています」[4] と説かれました。

 大法弟子たちは、生と死の分岐点で人類が正しい選択をすることを心から願い、人々が新しい宇宙に入れるように望んでいます。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『洪吟四』「あなたを救うのはなぜ難しいか」
 [2] 李洪志師父の著作:『精進要旨(三)』「ヨーロッパ法会へ」
 [3] 李洪志師父の著作:『精進要旨』「法正」
 [4] 李洪志師父の著作:『精進要旨(三)』「衆生からのご挨拶に感謝」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/6/24/408072.html)
 
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