二言三言:迫害の実態を伝える時、双方向性が必要
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2020年8月8日】私は多くの同修法輪功迫害の実態を伝える時に、ある普遍的に存在する現象があることに気づきました。それは一気に迫害の実態を人に注ぎ込んでいることです。その時、同修は気がせいているのかもしれないし、或いは、同修の心理状態に不安定さや恐れる心があるのかもしれません。常人に迫害の実態を伝える時、常人が受け入れるかどうかも考えずに、一気に注ぎ込んでいるのです。常人が焦っているにも関わらず、それにちっとも気づかず、まだ、一気に無理矢理に伝え続けています。このようなやり方ではよい効果が出ないでしょう。かえって、常人を逆の立場に立たせることになるかもしれません。

 法輪功迫害の実態を伝えるのは修煉の過程で、自分の中にある様々な心配する心、疑心、恐れる心、焦る心を取り除くことが出来ます。相手の立場になって、相手が理解できる受け入れやすい内容や口調で、ゆっくり話をします。師父は毎回違う場所で説法される時、やはり、学習者の実情に合わせて説法されています。

 迫害の実態を伝える時は、相手に一方的に伝えるのではなく、相手と対話をしながら相手の目つきやボディランゲージ(表情や身ぶり、手ぶりのこと)から、相手が受け入れているかどうかを判断します。もし相手が反感を抱くようであれば、伝え方や内容などを変えた方が良いと思います。

 つまり、私達は迫害の実態を伝えるとき、実際に現れる効果を重視すべきです。ただ一気に、人に伝えればそれでいい、ということではありません。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/8/4/410019.html)
 
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