功を煉ることと法を学ぶことは分けて行なうべき
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2020年9月16日】同修のAさんは煉功しながら、経文や『洪吟』を暗唱しており、「この方法で功を煉る時間を延ばすことができる」と私に話したことがあります。このことを聞いた後、私は思わず数年前のあることを思い出しました。

 Bさんは、大法への信仰は揺らぐことはありませんでした。何度も天安門に陳情に行ったため、警察に連行され、労働教養を科されたことがあります。あるとき私は法を学ぶために彼女の家に行きました。彼女は、「あなたが来る前に、私は庭で煉功していました。坐禅する時間を長くするため、私は煉功しながら師父の経文を暗唱していました」と教えてくれました。その時何かおかしいと感じたので、私はBさんに、「そのようにして功を煉ると、入静できないのではありませんか? 師父は深く入定するように要求されています。法を暗唱しながら、功はどうやって進化するのですか? しかも、功を煉りながら法を暗唱すること自体、師父に対して不敬ではありませんか? どちらもうまくできないですよ」と話しました。

 それからしばらく経ったころ、彼女は地元の警察に連行されました。表からみると、村の2人の同修は街で法輪功迫害の実態を伝えたため、警察に連行されました。しかし、警察官はこの事件に無関係なBさんの家を家宅捜索して、師父の写真や大法に関するすべての本を押収しました。このことを知った同修たちは、もしかしたら自分自身にも、「師父と法を敬わない問題が存在しているのではないか」と皆内に向かって探しました。

 あるとき夢の中で、Cさんが私に『轉法輪』を渡してくれましたが、本のカバーは古いカレンダーで、肌を多く露出した艶めかしい装いの女性の表紙を使っていました。本をめくってみると、自分の観念に符合する言葉に赤ペンで線を引いたり印をつけたりしていました。夢の中で、私は彼女に聞きました。「こんなにひどい状態になった本を、あなたはどうやって読むのですか?」

 次の日私はCさんにこの夢のことを話したところ、Cさんは非常に驚きました。彼女は「このことは誰も知らないのに、あなたはどうやって知ったのですか?  修煉を始めた当初は、私は法輪功が普通の病気治療と健康保持の気功だと思い込んでいました。後になって法輪功は佛法修煉ということが分かって、師父と法を敬わなかったことを後悔して、本を隠してしまいました。新しい本が手に入りましたが、気になって心はずっと不安なままで、どうしたらいいか分かりませんでした。師父は夢を通して、私を啓発してくださったのだと思います」と話しました。Cさんは、慈悲深い偉大な師父に、厳粛な声明を書いた後で、初めて心が平穏になりました。

 私達は修煉を通して、法輪大法は佛法修煉であり、師父が私たちを地獄から引き上げ、新しい人生を与えてくださったと分かっています。大法弟子は、師と法を敬い、師と法を信じ、しっかり自分を修めるべきです。常人でさえ、「たとえ一日でも先生に教わったことがあれば、あなたは一生父親のように尊敬すべきです」という諺があります。法を正す時期の大法弟子は、師父を敬い尊敬しなければなりません。

 それを見聞きしたのは偶然ではないと思いますが、自分を反省すると同時に同修にも提案したいと思います。師父が私たちのために毒薬を飲まれたような巨大な苦痛に耐えてくださり、衆生を救う時間を延ばしてくださったこの貴重な時間に、私たちは師父に心配をかけず、師父が望まれていることが実現できるように頑張っていきましょう。

 あまり知識がないため、うまく表現できていないかもしれません。自分の現段階での認識なので、法に基づいていないところがあれば、同修の慈悲なる指摘をお願いします。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/3/362460.html)
 
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