　【明慧日本2025年7月27日】陝西省漢中市在住の法輪功学習者・張鳳蓮さん（70代女性）、法輪功を実践したため、2025年2月に陝西省女子刑務所に不当拘禁され、懲役4年の刑に服すことになっていた。この記事の執筆時点で起訴、裁判、判決の詳細は明らかではない。明慧ネットによって以下の情報が確認された。法輪功（ファールンゴン）は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

　事件の経緯

　張さんは2023年10月22日、南鄭区国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関。以下、国保）の警官に連行された。警官たちは張さんの自宅を家宅捜索し、法輪功の書籍、資料、DVD、その他の私物を押収した。

　張さんが警察で尋問を受けている間、別の国保の警官が張さんの自宅前に張り込み、張さんを訪ねてきた法輪功学習者11人を連行した。彼らは全員その日の夜に釈放された。

　張さんは翌日、漢台区拘置所に連行された。家族には、張さんがいわゆる「カルトを利用して法執行機関を弱体化させた」という理由で刑事拘留されたという通知が渡された。通知には拘留期間については記載されていなかった。

　張さんの家族は2023年12月に、張さんに正式な逮捕状が発行されたことを知った。そして最近、2025年2月に張さんが刑務所に不当拘禁されたことを確認した。

　張さんの夫は目が見えず、マッサージ師として働いている。張さんが刑務所にいる間、夫は自分の身の回りの世話に苦労している。