文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年9月30日】私は今年74歳です。幼いころから農村で育ち、後に県城で働き、結婚して家庭を築き、2人の子供がいます。法輪大法を修煉し始めたのは1996年のことです。退職後、お金を稼ぐことに執着しすぎて、夫と長い間地方で商売を続けていたため、修煉がおろそかになり、法を学び、功法を煉ることにも追いつきませんでした。

　一、子宮癌末期が治った

　ある日、腹痛を感じ病院で検査を受けたところ、子宮癌末期と診断されました。医師は「手術は不可能で、保存療法（余命が長くないため）しかできない」と言いました。家族は皆驚き、悲しみました。私は大法を修煉する機会を大切にできなかったことを深く後悔しました。

　しばらくして、商売ができなくなったため、家族は私を病院へ運びました。治療中、私は師父の説法の録音を聴きながら、大法の「真・善・忍」の基準で自らを省みました。多くの行いが法に背いており、真の修煉とは程遠く、怨恨心、名利心、体面を気にする心、強情心など、様々な執着心に囚われていることに気づきました。

　退院後、私は薬を飲むのをやめました。私の病気は薬では治らないと悟ったからです。私は法を学び、功を煉り、心性を高めることに専念することにしました。師父が与えてくださった修煉の時間を大切にし、真・善・忍の基準で自らを律しました。その結果、健康が改善され、心性も向上しました。

　一年も経たないうちに、私の子宮癌の症状は消え、家族全員が安堵しました。

　親戚や友人、近隣の人たちは皆、法輪大法の神聖で非凡で素晴らしい力を目の当たりにしました。偉大なる師父が弟子を見捨てず、弟子に再び生まれ変わる機会を与えてくださったのです。

　二、夫の癌細胞が消えた

　夫は今年75歳です。私の心身の変化を見て、心から大法の師父に感謝し、法輪大法の修煉を支持してくれました。どんなことでも、大法が必要とするなら、夫は全力で叶えてくれました。

　ある時、中共当局の法輪大法への迫害が激化し、無実の大法弟子の家の家宅捜索をするようになりました。私は大法の書籍が損なわれないよう、別の場所に移そうと準備していました。このことを夫に話すと、夫は一言も文句を言わず承諾しました。夫が運転する車のトランクに大法の書籍や関連資料を満載し、別の都市へと移動しました。途中でいくつかの検問所を通過する危険な状況もありましたが、夫は一切の不満も言わず、不機嫌な様子も見せず、ただ私に安全に注意するよう慰めてくれました。

　我が家には広い庭と多くの部屋があります。夫はよくこう言っていました。「迫害で住む場所を失った修煉者がいたら、うちに呼んで住ませてあげよう。4、5人なら問題ない。師父が中国に戻られたら、うちに住んでいただくようにしたい。この広い庭を大法の拠点にしよう」と。現在の中国では、中共が法輪大法への迫害、弾圧を最優先課題としており、その邪悪さと狂気はかつてないほどです。修煉していない一般人がこのような言葉を口にするとは、実に素晴らしいことです。夫は表面上、大法弟子に善意と同情を示していますが、実際には自らの位置を明確にしているのです。

　一昨年、夫は作業中に不注意で転倒し、座ることもできず激しい痛みに襲われました。子供が夫を病院に連れて行くと、尾骨損傷と診断され、さらに膀胱に腫瘍が見つかりました。検査の結果、膀胱癌と判明し、低侵襲手術を受けました。医師は、「転んで病院で検査を受けたおかげで、膀胱癌が発見できました。痛みが出てからでは手遅れですから、まさに不幸中の幸いですね」と言い、1カ月後に病院で化学療法を受けるよう指示しました。

　1カ月後、夫は化学療法を受けるのを嫌がり、「苦しみたくない」と言いました。私は「あなた次第ですよ、私と子供は強制しませんから」と言いました。なぜなら私も化学療法を経験したことがあり、それは非常に苦痛で、体力が弱い人は一度の化学療法にも耐えられません。化学療法で点滴される自体が毒だからです。多くの人が治療中に亡くなりました。

　私は夫に、「法輪大法は最高の佛法です。大法が迫害された時、あなたは大法を支持し、大法弟子たちを助けました。それは善行を積んだのです。今回の災いが福に転じたのも、あなたの福報です。これは師父があなたを守り、福と寿命を延ばしてくださったのです。これからの寿命は全て大法が与えてくれたものなので、大切にしてください。真心をもって『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱えることが、あなたの体には良いのです」と話しました。夫はうなずきました。

　1年余りが過ぎ、夫は健康を取り戻し、以前と同じようにどんな作業でもこなせるようになりました。

　1カ月前、子供が夫を病院に連れて行き、全身の検査を受けさせましたが、夫の癌細胞は完全に消失していました。家族全員が大変喜び、これは大法のおかげだと確信しました。親戚や友人、近隣の人たちが再び法輪大法の素晴らしさを目の当たりにしたのです。

　師父が私たち夫婦の命を救ってくださったのです。弟子としての感謝の気持ちは言葉に尽くせません。師父の慈悲深い済度に、心から感謝いたします！