　【明慧日本2025年10月24日】年に一度のロサンゼルス・ローランドハイツで毎年恒例の「バックボード・デイズ・パレード」が、2025年10月18日（土）に盛大に開幕された。約50のチームがパレードに参加し、アジア系住民の多いこの多文化コミュニティに華やかな祭典をもたらした。

　多くのマーチングバンド、馬車チーム、クラシックカーの隊列の中で、法輪大法のグループは中国伝統文化の独特な風格と活気あふれる精神で際立っており、一際目を引く存在となった。沿道の各民族の観客から盛大な拍手が送られ、パレード全体の注目の的となった。

ロサンゼルスの学習者はアジア系住民の多い多文化コミュニティで行われた馬車祭りのパレードに参加し、観客から歓迎された

　パレードは午前9時にノガレス・ストリート（Nogales Street）を出発し、コリマ・ロード（Colima Road）を進んでローランドハイツ・パーク（Rowland Heights Park）に到着した。法輪大法の隊列の登場により、開拓者の歴史と西部カウボーイの要素に満ちたこの地域の「馬車祭り」に、法輪大法チームの存在は、中国伝統文化との精神的な意味合いを豊かに添えた。

　法輪大法のパレード隊の先頭を飾ったのは、鮮やかな黄色の衣装を身にまとった20人あまりの腰太鼓のメンバーだった。彼らは整然とした隊列と強いリズムの太鼓の音で、法輪大法の核心「真・善・忍」の精神を表現した。隊員たちの強い歩調と響き渡る太鼓の音は、活気と喜びに満ちているだけでなく、中国伝統文化の美しさと心身の調和という理念も伝えていた。

　続いて、第二の隊列では30人余りメンバーが、法輪功の五式の功法の一つである第三功法、「貫通両極法」を実演した。隊列の先頭には、英語で「「Falun Dafa Is Wonderful – A Path to Your True Self（法輪大法は素晴らしい——真の自分へと通じる道）」と書かれた横断幕が掲げられ、多くの人々が足を止めて見入っていた。

　多くの市民が隊列の前で写真を撮り、拍手と励ましの声を送った。パレードの司会者も放送で特別に紹介し、法輪大法は「真・善・忍」を根本とする心身の修煉法であり、健康増進と生活の質の向上を重視していると説明した。これにより、地域の人々がこの信仰団体についてより深く理解する機会となった。

　パレード終了後、法輪功学習者たちはローランドハイツ公演で集団煉功を行い、多くの人々が足を止めて見学し、交流を深めた。隣のブースでは資料や小さな蓮の花を配布し、修煉の素晴らしさや、法輪功学習者が中国で今なお中国共産党によって深刻な迫害を受けている事実を伝えた。

　法輪大法グループの参加は、馬車祭りに美しい風景を添えるだけでなく、地域社会が健康・平和・多様な精神文化を支持し受入れる姿も示した。