文／中国の大法弟子

　【明慧日本2025年11月15日】私は1996年に法輪功の修煉を始めました。師父に従って衆生を救い、一つ一つの関を修め、乗り越えてきました。これにより、私は多くの恩恵を受け、大法に対する私の信念は磐石のように堅いのです。2015年からの江沢民訴訟以来、師父の保護の下、平安でした。以下に、私が経験した一つの関門を語ります。法に合わないところがありましたら、同修のご指摘をお願いします。

　警察の「捜査」

　2025年4月9日の午前10時頃、家で功を煉り終えたとき、誰かがドアを叩く音が聞こえました。「誰ですか」と尋ねると、ドアの外の人が「不動産管理の者です。お宅に物音が聞こえたので、開けて見させてください」と言いました。私は心の中で思いました。老婦人の家に何の物音がするというのでしょうか。

　しばらくして、不動産屋がドアを叩いて「おばさん、ドアを開けてください。お嫁さんも来ました」と言い、5、6人の私服警察が押し入ってきて、「法輪功を煉っているのですか」と尋ねました。私は「はい、それがどうかしましたか」というと、一人の私服が「あなたは少女に退党を勧め、護身符を渡しましたか」と言いました。

　警察の話によれば、バス停で真相資料を渡した少女が、私を告発したそうです。警察は部屋にある師父の写真、大法の書籍、壁にかかった法輪常転の掛図などものを捜索し始めました。私は「私のものを取らないでください。触ってはいけません」というと、彼らは捜索令状を見せたので、私は「そんなものは通用しません。違法です」と言いました。

　この時、私は心の中で、衆生が来たのは偶然ではなく、真相を語って救わなければならないと思いました。私は「大法は私の命より貴重です」と述べ、業の報いがあると忠告しました。一人の警察官が録画していました。小柄な警官が私を撮影しているのが見えたので、私は近づいて、カメラを取り外し、テーブルに置くと、「私を襲った」と言いました。「私は法輪功を煉っているので、打たれてもやり返さず、罵られても言い返しません。どうして警察を襲うのですか。命をかけて大法を守るのです」

　警察官たちは、部屋にかかっていた護身符の掛物について、「おばさん、これを私にください」、「私も一つ欲しいです」と言いました。私は「大法に反対しなければ、護身符は護ってくれますが、反対すれば報いを受けます」というと、彼らは「私たちは反対しません」と言いました。

　私は水を飲み、続けて「江沢民がどのように私たちを迫害し師父を陥れたか、江沢民は法輪功を煉る人が共産党員より多いのを見て嫉妬し、心が狭く、権力を失うのを恐れたのです。天安門焼身自殺も偽物で、人民を騙すための捏造で、最後に劉思影の母娘を口封じに殺したのです。これが邪党のやることです」と言うと、一人の警察が「おばさん、私たちと一緒に派出所に行って、事情を話してください。すぐに戻れます」というので、「私のものを取らないなら行きます」というと、彼らは「取りません」と言いました。息子は「母を連れて行くなら、諭されるよ」と言いました。

　車中で真相を語る

　携帯電話と鍵を持ってドアを出ると、彼らは息子の車に乗るように言いました。一人の警察が一緒に座ったので、私は「大法を修める1億人以上の人々は、各分野にいて、これらの人々が皆馬鹿だと言うのですか。良くないものなら、どうしてこんなに多くの人が修めるのですか。大法を修める人は、善人の中の善人になのです。どうして違法なのですか。誰が正しく誰が邪か、一目瞭然ではないですか」と言いました。

　警察官は「民が告げなければ、官は追及しない。誰かが告発したので、事件を立てなければなりません」というので、私は「あなたたちは正義感を持つべきで、善悪を見分けるべきです」と言いました。彼は「仕方ない。これは仕事ですから」と言うので、私は「銃口を少し上げてください。後で師父が法を正された時、後悔しても遅いのです。大審判の時、罪を免じられるかもしれません」と言いました。

　警察官は「私たちもあなたたちが善人だと知っていますが、国家が認めていないのです」と言いました。私が「このことは師父が決めることです。第一に、この形式で大法弟子が真に修めているかを試す。第二に、衆生を試し、自分で選択させる。大法に反対する者は全て淘汰され、反対しない者には素晴らしい未来があるのです」というと、彼は頷いて認めました。

　（続く）