　【明慧日本2025年11月29日】ブラジル各地から集まった法輪功学習者（以下、学習者）は10月9日、サンパウロ市中心部のパウリスタ大通りで活動を行い、法輪大法を修煉するメリットを現地の住民や観光客に紹介するとともに、中国共産党（以下、中共）による学習者への継続的な迫害の実態を伝えた。

　サンパウロの経済と政治の中心を象徴するランドマークとして、パウリスタ大通りは北西から南東へと延びている。学習者による功法の実演、パネルの展示、蓮の花の飾りの配布、署名活動は多くの通行人を惹きつけた。人々は次々と請願書に署名し、中共の暴行を終わらせるよう呼びかけた。

　活動の前日、ブラジル法輪大法修煉体験交流会を開催した。

图1～4：二零二五年十月九日，法轮功学员在圣保罗市中心的保利斯塔大道向民众演示功法，不少人前来了解<span class='voca' kid='62'>真相</span>。

10月9日、サンパウロ市中心部のパウリスタ大通りで行われた活動

　この日、通行人の中には法輪功の功法に強い興味を示し、その場で功法を学んだ人もいた。

法輪功の功法に強い興味を示し、その場で功法を学ぶ通行人

　夕方、学習者は通行人と会話を交わし、横断幕に書かれた内容を説明した。サンパウロ出身の学習者アルベルトさんは彼らに、ただ信仰をしているという理由だけで、学習者が中国で非人道的な迫害を受けていることを伝えた。

　彼らは、特に生体臓器収奪を含む迫害の残虐な手口に深い衝撃を受け、「今後もインターネットで関連資料を調べ、さらに状況を知りたい」と話した。

图6：在展板前一位女士（身穿红色上衣者）对法轮大法学员在中国遭受的酷刑感到震惊。

パネル資料の前で、赤い上着を着た女性は、中国で学習者が受けている迫害に驚愕した

　ブラジルのシェフ、学習者の活動を「とても必要」と考える

图7：厨师乔尔森·马塞约·阿拉戈阿斯谴责中共活体摘取器官“太邪恶”，“象魔鬼一样”。

中共による生体臓器収奪を非難するシェフのジョルソン・マセイオ・アラゴアスさん

　ジョルソン・マセイオ・アラゴアスさんはシェフであり、共産党が歴史的に一貫して人々を弾圧していることを知っている。しかし、彼が中共による学習者やその他の良心の囚人からの生体臓器収奪を知ると、大きな衝撃を受けた。アラゴアスさんはこの行為を「あまりにも邪悪で、まるで悪魔のようだ」と非難した。

　アラゴアスさんは次のように述べている。「あなたたちの活動はとても必要です。ブラジルの人々に共産党の邪悪さを伝えることはとても重要です。彼らは共産党がどれほど悪いかを知らないのです。それに、まだ多くの人が共産主義を信奉することを選んでいますが、それは非常に危険です。皆さんの活動に感謝します！」

　また、アラゴアスさんは法輪大法が掲げる「真・善・忍」の価値観に感動し、公園での煉功に参加する意向を示した。

　2人の女性は法輪大法の迫害の実態を広めることを約束

法輪大法の迫害の実態を広めることを約束したアンナさんとテレサさん

　アンナさんとテレサさんは友人を訪ねる途中であった。パネル資料に示された中共の暴行を目にして、2人は衝撃を受けた。そして首を振りながら、「信じられないほど恐ろしい！」と語った。

　アンナさんとテレサさんは学習者に、自分たちに何ができるかを尋ねた。学習者は、中共による人権侵害の実態を親しい人々に伝えることができると答えた。2人は必ずそうすると約束した。

　そして、アンナさんとテレサさんは、自分たちの住む街にも学習者がいるかどうかを尋ねた。学習者は、オンライン・レッスンを通じて功法を学ぶことができると伝えた。帰る前に、2人はチラシと小さな蓮の花の飾りをいくつか手に取り、家族や友人に渡すと話した。2人は学習者の活動の成功を祈り、学習者のために祈ると述べた。

　若者、中国と中共の違いを理解する

　ブラジルに移住した2人の若い中国人は、パネル資料に示された中国での法学習者への迫害の状況を見て非常に衝撃を受けた。2人は法輪大法とは何かを理解し、「真・善・忍」の原則に従って修煉することはとても良いことだと述べたが、なぜ中共がこのような平和的な修煉を迫害するのかは理解できないと話した。

中国と中共の違いを理解したブラジルに移住した若中国人の若者2人

　学習者が、当時の中共の首魁・江沢民が嫉妬し、法輪大法の影響力が自分を超えることを恐れて迫害を始めたと説明すると、2人の若い移民は、これは信仰の自由という人権を侵害する不道徳な迫害であることを理解した。そのうちの1人がさらに尋ねた。「中国のことをこんなに否定的に話すと、海外の中国人に影響しませんか？　他の国の人たちは中国人を軽蔑しませんか？」

　学習者は彼に、中国と中共はまったく別ものと伝えた。ある女性学習者はこう語った。「（中共は）正しい信仰を迫害し、中国の人々を奴隷のように扱い、さらには世界を支配しようとしています。その不正は長くは続きません。私たちは中国の人々や世界中の人々に共産党の邪悪さを知らせ、災いから遠ざかってもらうべきです。私たちが話しているのは中共であり、中国そのものではありません。中国には五千年の伝統文化があり、その深い内涵や親しみやすく、世界中の人々から尊敬され愛されています」

　若者2人は理解したと言い、「本当に文化のある祖国を持つことは、海外の中国人にとって誇りです」と語った。

　ブラジルの女性は法輪大法から精神向上の道を見出す

　ベティさんは、学習者が紹介した法輪大法の功法や道徳を高めることの重要性に真剣に耳を傾けた。

　ベティさんは法輪大法が掲げる「真・善・忍」の原則に強く共感し、現代社会における人々の精神状態に深い懸念を抱いていると語った。また、世界情勢の対立や経済状況、人々の態度についても話をした。

　学習者は、法輪大法の法理が日常生活の問題をどのように助け、より健康な身体やより高い道徳、そしてより調和の取れた人間関係をもたらしてくれたかを共有した。ベティさんは功法の煉功ができる場所について尋ね、家族を誘って一緒に学びたいと述べた。彼女は何度も感謝の言葉を口にし、「ありがとう！　ありがとう！」と繰り返した。

　学習者は集団学法と煉功を行う

　この日の早い時間、学習者はサンパウロの有名なイビラプエラ公園に集まり、五式の功法を煉り、法輪大法の書籍を学んだ。

10月9日、イビラプエラ公園で法輪功の第五式の功法を煉功している学習者

　学習者は、これがとても特別な時間であり、「一体」としての力を感じることができたと述べた。また、功法を共に煉り、法を学ぶことはとても重要だと語る学習者もいた。学習者のダニエラさんはこう共有した。「私たちは同じ都市に集まる機会が多くありません。だからこそ、この時間はとても貴重で、できる限り大切にすべきなのです」

图11～13：学员给一对母子递上资料夹和纸折莲花。也有一位路人（穿黑色连衣帽者）听学员介绍法轮功后，现场学炼功法。

学習者は母子連れに資料と折り紙の蓮の花の飾りを手渡した。また、ある通行人（黒いフード付き衣服を着ている）は、学習者から法輪功の紹介を聞いたあと、その場で功法を学んだ