文／海外の大法弟子

　【明慧日本2025年11月30日】最近、私は多くの異変に気づきました。例えば、修煉していない家族の一人が、師父に非常に敬意を払うようになりました。師父の肖像に自ら果物を捧げるだけでなく、人生や社会の問題について話す時も、師父の教えを引用するようになりました。私たちは車で出かける時、特に話題がない時、私は師父の広州での講義を流すと、彼はとても興味深く、楽しんで聞いてくれました。

　近所の人たちにも同じようなことがありました。普段は皆自分の生活で忙しく、会ってもすぐに帰ってしまいます。つい先日、私が歩いていると近所の人が声をかけてきました。彼女は自ら熱心に話してくれました。『明慧国際』などの私が贈った法輪功迫害の事実に関する資料は全部決まった場所に保管していて、あまりにも貴重なので夫には触れさせないと言いました。私は「ご主人と共有してもいいし、資料が古くなったら新しいものをあげますよ」と言いました。彼女は何かとても大切なことを伝えたいようで「法輪大法はとても貴重です。あなたを見ると法輪大法を思い出します。あなたが何年、何日にここに引っ越してきたかまで覚えています……あなたはまるで私の家族みたい」と言いました。私がまだ真相を伝えていないのに、近所の人が自ら法輪大法への愛を語ってくれたのはこれが初めてでした。

　何年も前、世界各地から大法弟子がニューヨーク・マンハッタンに集まり、真相を伝えました。私も忙しいプロジェクト業務の合間を縫って、何度か参加しました。私の家はマンハッタンからかなり離れているため、車とバスを乗り継ぎ、歩いてようやく到着しました。寒い中、私が車の中で真相を書いたボードを置いているのを見た隣人が、駆け寄ってきてこう言いました。「あなたは本当に素晴らしい人です。皆さんは世界を変えています。あなたたちは世界を変えるでしょう」。当時は迫害が始まったばかりで、私たちにとって非常に困難で暗い時期でした。彼女が当時、どれほど理解していたのかは分かりません。あっという間に何年も経ってしまいました。

　実のところ、私はプロジェクトに忙しく、近所の人たちに真相を伝える時間があまりなく、少し申し訳なく思っています。時折、彼らに正念を送ったり、真相を伝える資料を渡したり、すれ違う時に心の中で「法輪大法は素晴らしい」と唱えたりすることしかできませんでした。ある日、図書館で私は法輪大法について話し始めたところ、そこにいた人たちが急に興味を示し、私は急いで車に戻って『明慧国際』を一人ずつに渡しました。彼らは喜んで受け取り、ページをめくり始めました。この出来事をきっかけに、どうすればもっと多くの人に法輪大法とその真・善・忍の原理の恩恵を受けてもらうことができるのか、私はますます考えるようになりました。

　ところが最近、家の前の芝生で涼しい風を楽しんでいた別の隣人が、私が帰宅するのを見て、生まれたばかりの赤ちゃんを元気よく高く抱き上げ、私に見せてくれました。しかも、赤ちゃんに大きな声で挨拶するように頼んだほどです。私は名前さえ言えませんでしたが、彼らの喜びと情熱は、数軒の家の芝生越しにはっきりと伝わってきました。こうした出会いのおかげで、近所の人たちとそれほど遠い存在ではないと感じられるようになりました。普段は会話をしたり交流したりする機会は少ないのですが、彼らは私のことをとてもよく知っているのです。

　世間の人々の精神性は目覚めたようです。法輪大法に関する事柄が周囲に現れると、彼らは非常に敏感になり、自発的に行動します。以前はそうではありませんでした。

　ある修煉者が『天地蒼生』第303号の読者からの感想を共有してくれました。この数人の読者は、中国のある小さな都市の中学校の教師でした。修煉者によると、最初に感想をくれたのは、退職したベテラン教師だったそうです。この教師は40年以上中国語を教えており、古代文学を深く研究し、多くの著書を出版しています。彼女は80歳近くでしたが、今回の『天地蒼生』を読んで、雑誌について非常に肯定的なコメントを寄せてくれました。特に「喧嘩は至福ではない」という記事は、とてもリアルで感動的だと褒めてくれました。

　二人目は、地元で有名な写真家でもあり、50歳くらいの美術教師でした。彼は『天地蒼生』第303号を読んで、まず雑誌の質を褒め「質が非常に高いです。印刷に使われている紙は両面コーティングされており、印刷の質が非常に良いので高級感があり、写真も鮮明です」と言いました。彼はざっと中身をめくってみて、雑誌の内容は非常にレベルが高く、中国の真実の記事や伝統文化から海外の芸術まで、非常に幅広いテーマを扱っており、読みやすさも非常に高いと述べました。彼は少し考えた後、少し雑談をして「海外の修煉者の感動的な話があればもっと良いでしょう」と付け加えました。同修は「そういう話はたくさんありますが、今回はあまり書かれていないだけです」と答え、雑誌に非常に高い評価を与えました。

　三人目は、田舎町の小学校の中国語教師でした。彼女はまだ『天地蒼生』の内容を詳しく読んでいませんでした。誰かが雑誌をめくっている時に、ほんの少しだけ中身を目にしただけでした。雑誌に掲載されている写真を見て、彼女は絶賛しました。パリのノートルダム大聖堂とそこに掲載されている油絵を見て、彼女は『天地蒼生』は最高の出版物で、他のどの出版物にもかなわないと言いました。

　私が見る限り、これは世間の人々が法輪大法について抱いている真摯な思いです。人々の精神がもはや俗世間の塵埃に曇らされなくなった時、人々はこう感じています。なぜなら、これらすべてに共通点があるからです。人々の精神性と法輪大法に対する理解は、過去とは大きく異なっているのです。大法の真相については、何の指導も受けなくても、彼らは多くのことを学ぶことができるようです。彼らは、あまり説明しなくても、理解しているのです。

　同修の皆さん、もし私たちの中に悟りの質がまだ追いついていない人がいたら、法を正す過程で置いて行かれないように、残された時間を有効に活用しなければなりません。