文/大陸の弟子
ある日、星星という法輪功を練習している子供(仮名)はそっと母の耳もとで“お母さん、私達は先生を守るべきだよね!”と言った。母は呆然として“先生は私達を守ってくださっているが、私達が先生をお守りすることなんかできないよ。”星星は少し考え、“じゃあ、先生が私達を守ってくださるなら、私達も先生をお守りするべきだ!”母は子供の純真さに感動させられて、こらえきれず涙を流した。「そうですね、修煉をはじめて数年間、先生はずっと見守ってくださり、衆生のために全力を尽くしてくださったが、私達はどれだけ恩返しをしただろうか。私達には先生を守るという考えすらなかった。」母は続けて「じゃあ、どのように先生を守れば良いの?」と尋ねた。星星は「“天安門に行って大法を証明するのだ!」と答えた。母は「ほかに何かいい方法あるの?」と尋ねたが、星星は「それ以外は僕もわからない。」と言った。
2000年1月、母は大法を証明するため北京天安門行き、帰ってきた。星星「お父さんはどうして行かないの?」と母に尋ねた。母は「お父さんはまだ行く気にはなれないの」と言った。星星はどうしても納得できないようで、独り言のように「お父さんはどうして行けないの?行く決心をする方法を考えなきゃ。」と言った。1ヶ月後、お父さんは北京天安門に大法を証明しに行った。1年間あまり拘禁され、今なお帰って来ない。星星が5歳の誕生日を迎えた時には、両親とも刑務所に拘禁されていた。現在、星星は6歳で、《転法輪》の中のいくつかの語句を知らないが、通読できるようになった。毎晩《転法輪》を学んでから就寝する。就寝時間が遅くなった日でも、星星は「《転法輪》を学ばなければ寝たくない」と言っている。