2001年7月21日、他の三人の同修と共に法を正すため上京した。9時頃天安門広場に入り、天安門に近づいたところで警察の車や探偵及び制服を着ている警察があちこち見回していることに気が付いた。そのとき、一人の60代の大法弟子が警察のワゴン車に押し込まれていた。かくして、我々四人が足を止め、良い場所を選んで、用意が出来ていたところでチャンスがきた。二人の外人の観光客がビデオカメラで撮影しており、何も考えずに私は迅速に旗を取り出した。それを持ち上げようとしたところで、ビデオカメラの向きを変えられ天安門に向けられた。少しの躊躇もせず、ビデオカメラの前に突き進んで黄地赤字の旗を高くあげて「法輪大法は良い、法輪功への迫害をやめて!法輪大法は正法である。法輪大法の潔白を戻して!」と大きな声で何回も繰り返し叫んでいた。周りの人たちは定まったように眼を大きく開けびくともしなかった。叫び終わったら、旗を畳んで鞄に入れてから正正堂々と人の群れを出て、私を止める人はいなかった。
その後、三人の同修を思い出し、あちこち見回して探していたところで、やせて弱々しい女性学習者が警察に両手を後ろに抑えられワゴン車に向かっていた所を目撃した。それを見ると、直ちに正念を発した。振り返ってみると、もう一人の背の高い女性学習者が探偵らに迫られており、「なぜ人を殴るのか」と厳しい声で聞いていた。同時に読書人気質?の男性学習者がめがねを打ち落とされ、「法輪大法は良い、法輪功への迫害を停止せよ」などと叫びながら走っていた。背の高い探偵が広場を半分以上走り回った後彼を捕まえた。警察の腕に頭を挟まれていたにもかかわらず彼は「法輪大法は良い」と叫び続けていた。彼らはワゴン車に押し込まれた。車が私の前を通り、また正念を発し、この正念で彼らを励ませるよう思っていた。車が去って行ったが私の目は涙で曇っていた。その後私は天安門を後にし、北京を後にして無事に故郷に戻った。今度のことは大法への信念をますます固めている。