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カナダテレビニュースネット:辛く悲しい法輪功2周年記念日
【明慧ネット7月30日】カナダテレビニュースネット(CTVNEWS.com)記者クリスティング・ネルソンによる2001年7月21日のCTVテレビニュース報道によると、7月第3週は全世界法輪功修煉者にとって悲しい2周年記念日である。2年前、中国が法輪功メンバーへの迫害を始めた。あのころから、北京の独裁政権が法輪功を自分の統治の脅威と見なし、野蛮で無情な弾圧運動を行った。しかし、皮肉なことに、今年のこの厳酷な2周年記念日は国際オリンピックが中国に2008のオリンピック開催地と定めた一週間後であった。この決定に表れた意味に関して多くの人は国際オリンピック委員会が中国の人権に対する侵害を隠蔽しようとしたと理解した、すくなくともそのように見えた。

  法輪功のトロントでのスポークスマン葉紀蓮さんはこの決定による中国の法輪功修煉者への影響を知りたがっている。“ある面、北京にもっと多くの注目が集ることはいいことだ。”とこのトロントのソフトウエアエンジニアは言った。“しかし、世界が注目すべきことはただ経済、運動場、建設の発展だけではなく、人の心性や道徳、人権にも目を配るべきである。”

 法輪功は法輪大法とも呼ばれ、90年代初期に李洪志先生が中国大陸で静かに伝えはじめた。これは道徳教育と座禅煉功をあわせた独特な気功である。1999年までに、中国大陸の法輪功修煉者は7千万人になり、中国共産党の人数を超えた。

 1999年4月、1万名の法輪功修煉者が北京の政府所在地周辺に集まり、国家にコントロールにされているメディアが法輪功を邪教と形容することをやめるよう要求した。中国の独裁者はこの平和的な上申を挑戦と脅威と見なし、数ヶ月のうちに、法輪功は“邪教”と定められ、数万人が拘束逮捕され、監獄に投げ込まれた。

 イアン・ジョンソン(Ian Johnson)はカナダ出身でウォールス。タイムズのジャーナリストであり、彼は中国大陸における法輪功修煉者への迫害を報道したことでピューリッツアー賞を受賞した。

 カナダテレビニュースネットは彼のベルリンの家で彼をインタビューした。彼は弾圧が統治者と人民の間の乖離による反応と解釈した。

 ジョンソンは“彼らは社会でなにがかおきようとしているかは知らない、したがって、彼らは法輪功に対して本能的に脅えた反応を示した。”と言った。

継続されている弾圧運動

 オリンピック主催国が決まってから数日後、中国の副総理が法輪功に対する弾圧の決心を繰り返した。法輪功創始人李洪志先生が中国の長々としたブラックリストのトップにいた。

 報道によると、法輪功は中国のすべての非難を否認している。トロント大学システム専攻3年生のジェーソン・ロフトスさん(Jason Loftus)は法輪功を精神信仰システムと称した。法輪功のおかけで彼は学校の勉強と生活などの面において集中力が高められたと紹介した。

 “思想、精神および物質などの面においても、これは私がいままで発見できたもっとも有効な方法だ”と。彼はさらに法輪功が彼に日常生活の基本法則である「真、善、忍」を教えてくれたと付け加えた。

 報道では記者イアン・ジョンソンも法輪功を“邪教”と見なしていなかった。

 “邪教は世界末日論をもっていて、その目的あるいは可能な結果は集団自殺だが、法輪功はそうではないと私は思う。”

 ジョンソンはまた法輪功を“教派”と描くことをも拒否している、教派は普通現存の宗教から派生したグループと見なされているからだ。

 では彼の法輪功に対する定義はなんだろう? 彼は言った:“法輪功はまったく新しいもので、私はこれを新しい宗教とよぶだろう。”