日本明慧 |
兄はやっと真相を理解した |
「明慧ネット」兄が電話をかけてきて、これから帰るので一緒に夕飯を食べようと言った。彼は長い間家族と会っていなかったので本当によい機会だ。私はちょうどいくつか真相シリーズの写真が手元にあった。その中には“大法は海外に”“天安門焼身自殺真相”“大陸の迫害”などの内容がある。「今日は間もなくあなたを見るのよ!」私は写真に対して言った。私は法輪図形のある写真を最も上にし、折って机の上に目立つように置いた。
兄は帰って来るとソファーの上に座って机を見つめて、「法輪図」を見て反感を持ち頭をひねった。以前の兄は私とお母さんの大法の話を聞こうとせず、聞くとすぐに腹を立て、私達が言うことを許さないだけではなく、大法と先生をののしった。今回私は思った:頭をよく使うべきで、方法を考えよう。兄が小さな用事に時間を取っている間、私は急いで“大陸の迫害”の写真を最も上に置き換えた。兄は帰ってきて腰を下ろし、また机を見つめた。「これは何?」兄は“大陸の迫害”写真の上の内容にすぐに引き付けられた。彼はぐいっとあのひと重ねの写真を取って見始め、見れば見るほど興味が湧いて来たようだ。一見の価値があるよ、お兄さん! 兄が注意深く写真を見ていると同時に、私はそこに座って正念を発した。兄の背後の邪悪な要素を取り除いて、兄の意識を回復させ、次の時期に入って法を得ることができるよう彼を助けた。見終わってから、兄は「あなた達の李先生は本当にすごいよね。こんなによい写真も創ることができるんだから!」と言った。「これは李先生自ら作ったのではない、大法の弟子が主導的に作ったのよ。彼らは自らお金を出して、ネット上からダウンロードしてから作ったのよ。」「なるほど!」兄は驚きいっぱいで「きちんとおさめて、至る所に置いてはいけない。」私はこれまで兄が大法に対してこのような態度をとったのを見たことがなかった。兄は完全に別人に変わった。 私は喜びながら、ふといい考えが浮かんだ。顔色ひとつ変えずにまたVCD機械をいじって、そっと真相のVCDを入れた。再生しはじめて、一つ目は“天安門焼身自殺疑点分析”であった。「またこれか?私は見たことがある」。前回母方の叔父の家で、叔父は強行して兄に一度見せたことがあった。「他のがまだあるよ。」私はすぐにVCDを“1400例の真相”に早送りした。「これは見たことがない。」兄は今日とても落ち着いていて、理知になっていた。たぶん背後の邪悪の要素がなくなったからだろう。彼は精神を集中して見始めた。「お兄さん、見ながら、ラッカセイを食べてください。」兄にこのVCDを最後まで見せるために、私はお母さんのよく炒めたラッカセイを兄に渡した。 兄は“1400例の真相”を見終わって、また“豪邸の真相”を見た……また“天安門焼身自殺疑問分析”を巻き戻して見て、更に“天安門迫害の録画と関係する迫害報道”を見た。兄は見終わって、彼は深くため息をつき、表情は厳かで重々しく、深く考えこんだ。言いたいことはたくさんあるようだが、しかし一句も言い出さなかった。VCDはとっくに見終わり、テレビのスクリーンは全くの青色になった。長い間経って、兄は振り返り、私に「VCDをきちんとおさめて!」。私が、写真とVCDは完全に私の兄を変えたことに深く気付いた。 「お兄さん、私達の先生が最近発表した経文を読んでみてください。」私はついでにワシントンでの先生の説法を彼に渡した。兄の巨大な変化を見て、私の心の中に自分に喜びの心が生じたため歓喜心が起こしてしまった。兄が経文を読んだ時、私はまた正念を発していたが、一方で口訣を念じながら一方で微笑していた。正念は先程のようにそんなに純粋で強烈にはなっていなかった。だから兄は少し経文の大概の内容に目を通してから、私に渡した。もう一回私に優しく「ものをきちんとおさめておいて、あなたとお母さんはよく安全に注意して、この社会は……!」と言った。この話を聞いて、突然私は一種の泣きたい感じがあった。兄のこの話に感動したのではなく、先生の大きな慈悲に感動したのだ。また一つの生命は助かった。私は知っている、彼はきっといつか大法の門に入るだろう。 |