日本明慧
無私の愛は氷、霜を融かせ、恐怖心を一掃できる
【明慧ネット】米国之音は私が逮捕されたニュースを報道した。このニュースは私の故郷で広く知られ、両親もこれで渦中に巻き込まれた。両親は法輪功の修煉をしておらず、江沢民政権が作った法輪功に関するデマに惑わされ、私の話には耳も傾けてくれなかった。幼い頃から、両親との仲は良くなかったので、アメリカに来てから、ますます悪くなる一方だった。だから、彼達は私が何を信奉しているのか全く関心も持っていなかった。

修煉してから、私の心は安らかになり、性格もおとなしくなった。自然に両親に申し訳ない気持ちが出てきて、仲直りしようと決心した。善意の中には親孝行の義務が含まれていると思うが、それは善から生まれた無私の愛であろう。私の愛は両親の心を暖め、我々の距離感もなくなった。彼達は「法輪功は人に“名、利、情”を放下するようと教えているのでは?」と不思議に思ったが、「“名、利、情”を放下することは親孝行をせず、子供を愛護しないことではない。親孝行、子供を愛護することなどは人間の善であり、人間の本来の姿であるべきだと思う。修煉者の愛は最も深く、何故ならばそれは無私の愛であるからだ。無私の愛こそ最も純潔であり、変質せず、永久に存在できる。」と私は電話をしながら解釈した。

私の変化は両親の変化をも引き起こした。ある人は私が法輪功を修煉していることに対し、私の父を悪罵中傷した。父は 「私の娘はとても偉く、彼女は私の誇りである」と大きな声で言い返した。相手が父の話を聞き、「おじいさんすごいね、感心するよ」と小さい声で答えた。父は老人白痴の症状を持っていたが、恐れる心がなくなった為、心の安らぎが得られ、この症状も消え、段々健康になってきた。

両親と最近の会話の中で、彼達は既に自分の友達に法輪功の真実を伝えていることを知った。「何かしてほしいことはないか?」と聞かれた私は「 “デマを信じてはいけない、法輪功はよいものであると信じてください”という言葉を10名の友達に伝えてください」とお願いした。父は「10名ならきっと見つかるよ」、母は「この10名の友達に、さらに10名の友達に同じ言葉を伝えるようにお願いしておきます。そうすれば、近いうちに皆が真実を分かるようになりますよ。」と言った。

恐怖心は国民の心を占拠すれば、人は真実を見れども見えないふりをする。無私の愛で彼達の心にある氷、霜を融かし、彼達の恐怖心を一掃しよう。師父は「もはや恐れる心がありませんから、恐れさせる要素もなくなりました」と教えてくれた。そして取って代わるのはきっと“佛光普く照らせば、礼儀は圓明なり”である。