日本明慧
師父のおっしゃった通りに行いさえすれば、いかなる難関も楽に乗り越えられる
【明慧ネット8月9日付】私は以前恐怖心が強かったため、何回も難関に乗り越え切れなかった。今、明慧ネットの文章を見るたびに、心の底から揺ぎ無く完璧に行っている同じ法輪功学習者のことを敬服する。同時にそれにより大変励まされ、いつか自分も彼らのように正々堂々と一歩一歩をしっかりと歩むようになれるだろうかと思っている。

 最近、ある出来事で私は恐怖心を多く取り除き、しかも大法の威力をなお一層確信するようになった。ある日私は師父の経文《大法弟子の正念は威力あるものである》により励まされ感化され、自信満々で大きな包みに大法の真相資料を入れ、町の周辺へ配りに行った。途中である人が私に気づき、“何を配っているのか?”と大きな声で聞いた。“広告ですよ、怪しいものじゃないですよ”と返事したとたん、後悔した。それは真実を言わなかったからだ。およそ半分ぐらいまで配り終わろうとした時に、誰かに密告されてしまい、警察は私を捕まえに来た。私はパトカーに乗るのを拒み、しかも身体検査をも拒んだ。結局派出所に連行され、牢屋に入れられてしまった。そこで私は正念を発した:此処は私の居るべきところではなく、外に出なければならない。それから師父の「法は乾坤を正し、邪悪は全滅する」という法を正す時の口訣を繰り返し念じた。尋問された時に、“名前は何ですか?”と聞かれ、“「正法」という名前です”と答え、さらに“何処から来たのですか?”と聞かれ、“宇宙から来たのです。”と答えた。そこでこのチャンスを利用して彼らに法を広げ、真相を暴露した。“私が今やっているのはこの宇宙の中で、最も正しいものであるだけでなく、しかも最も偉大な事で、大法弟子は慈悲をもって貴方達を救い済度しているのです。まだ目覚めないのであれば、淘汰されようとしている。私を逮捕する事にはあらゆる法律的根拠はなく、非合法である……”法を広げる事を通して、彼らはそれ以上私を困らせなくなった。

 夜、殺気の漂う二人の凶悪な警察は牢屋で、私に名前と住所を白状させるため、“お前は鉄の口でも、鋼の歯でもこじ開けてやる”とわめきちらした。その時私は心の中で法輪大法弟子は軽蔑されるべきではないと思った。彼らは身体検査をし始め、所持している金を横取りしようとしているのを見た私は、大きな声で“警察は金を奪い取っているよ”と叫んだ。それを怖がった二人はやめてしまった。それから彼らに土下座を強要された。この時、先生の話を思い出した:いかなる環境においても、邪悪勢力の要求や命令、指図に従わないでください。《大法弟子の正念は威力あるものである》私は邪悪を拒み、尚且つ根絶しなければならないと思い、邪悪警察に従わなかった。すると彼らは酷く怒ってしまい、何度も殴られた。また先生は“……消極的に迫害に耐えるのではなく、絶えず正念をもって悪人を正視してください”とおっしゃった事を思い出した。《大法弟子の正念は威力あるものである》。心の中で私は大法の中の一粒子で、大法のために確立された生命であり、邪悪なものは大法を試す資格はない、大法もそれに耐えるべきではない、私も耐える必要もない、邪悪から受けた迫害は打ち返すべきで、彼らに受けさせるべきであると思うや否や、痛みは大分和らぎ、二人の警察はかえって痛みを感じ始めた。にもかかわらず間違いに頑迷に固執して悟らず、悔い改めない始末であった。しばらくするとベルトでひっぱたいたり、皮の靴で私の足を踏みつけたりし始めた。如何に酷くやられても、私は正念をもって始終悪人を正視した。あまりに酷く殴られたため、外見は見るに恐ろしいほどになってしまった。にもかかわらず、ずっとほんの僅かの痛みを感じただけであった。結局拷問に屈さずにいた。あまりの疲れで、彼らは拷問をやめてしまった。それから廊下に連れられ、私を天井に吊るそうとしているのが分かり、必死に抵抗した。しかも厳しい声で“貴方達は悪事ばかりをしていて、必ず悪の報いを受ける”と言った。天井に吊るす事に失敗し、手すりに縛り始めた。この時、私は少し緩めて縛るよう正念を発した。結局思った通りになった。彼らがこの場を去っていくと、簡単に抜け出し、素足で二階から飛び降り、ちょうど真下には砂がいっぱい積んでいたので、安全に家に戻った。

 今回の経歴を経て、私は大法粒子の前におけるすべての邪悪は張り子のトラであるかのようであると悟った。しかも我々のすべての力は深く深く大法から受けており、師父のおっしゃった通りに行いさえすれば、いかなる難関にも楽に乗り越えられるとこの体験を通して悟った。