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VOA:法輪功の学習者の母親が香港で抗議
【明慧ネット】VOAの8月8日の報道によると、北京の警察は最近北京で働いていた香港の法輪功学習者の陳旭涛を拘留した。陳旭涛の母親と一部の香港の法輪功学習者は水曜日に香港で陳旭涛を救援するための3日間歩きつづける抗議活動を行った。水曜日、陳旭涛の母親の劉玉玲は30名ぐらいの香港の法輪功学習者に付き添われて9キロメートル近く歩き、ビクトリア湾の一つの主要駅に到達して、中国政府が香港の法輪功学習者陳旭涛を釈放することを求めた。陳旭涛は大陸で生まれて、1992年香港に引っ越した。最近2年は北京の外国の会社で技術員を担当していた。陳旭涛の家族の話によると、陳旭涛は7月12日の夜間に北京の警察に拘留されて、現在北京東郊外の百里庄留置所に拘禁されている。警察は拘留の理由を陳旭涛の家族に知らせていない。陳旭涛の母親である劉玉玲は歩いている最中に陳旭涛の写真と共に「私の息子を釈放してください、私の息子は無罪だ。」と書かれたプラカードを掲げていた。58歳の母親は、彼女が歩くのは息子のためだけではなく、監禁され虐待されている全ての罪のない法輪功学習者のためであると言った。

香港の法輪功のスポークスマン簡鴻章は、陳旭涛の母親と香港の法輪功学習者は木曜日、金曜日の2日間パレードを行い抗議し、それから中国共産党の駐香港連絡所に行き、請願書を手渡したと言った。パレードは3日間行われ、1日目は東九竜、2日目は西九竜、3日目は香港島区で行われた。毎日少なくとも五、六十人が参加した。

中国政府は1999年7月に法輪功を取り締まることを宣言した。法輪功によると、中国政府の鎮圧で少なくとも200数名の法輪功学習者が死亡し、多くの人が刑務所や強制労働矯正所に閉じ込められているという。法輪功は香港では合法である。陳旭涛の家族は香港移民局に大陸と連絡をとることを求め、北京政府が陳旭涛留置の件の調査に協力するよう求めた。香港移民局と公共安全局は現在北京と連絡をとっていると発表した。