8月27日、月曜日の夜8時、デンマークの2人の大法弟子、劉頴と朱学智は、馬三家労働矯正所での非合法な監禁の断食抗議が4周目に入った130名の法輪功弟子に声援を送るため、中国大使館前で48時間の断食を開始した。
この二週間、世界各地の大法弟子は新たな大陸の仲間を緊急救援するSOS運動が展開された。多くの弟子は自らの生命と体を痛めつけるように、世界の善良な人々の関心を向けさせるため、断食や、座り込み、各地を歩いて周ったり、長距離ドライブなどを行なっている。無私無我の行為であるため、天地にさえも感動を与え、同時に人間社会の空間で邪悪を取り除くべく、正法の旅が切り開かれた。
法を広げ、真相を伝える活動の一環として、私たちデンマークの学習者は全世界の正法活動を前例に、デンマーク総理、外交部、議会への手紙、マスコミへの公告及び一般人への呼びかけの文章を送り、27日の夜から、2人の弟子は断食を主とする請願活動を始めた。
夜中に活動するのは私たちにとって初めてのことであった。警察はとても協力的に申請を承諾してくれた。なぜなら、私たちの請願活動が理性的で平和であることを何度も経験しているため、十分に私たちの行為が安全なものと認めているからである。警察は夜中であっても警備員を増さなくても、我々が何の危険もありえないことを知っている。
夜、蝋燭の光の下、正念を発し、それから生命を捧げた270名の学習者への追悼を行なった。初秋の風は少々肌寒く、小雨が降っていた。正念を発して、雨が強くならないよう、私たちの正法活動を影響することのないように念じると、雨が突然止んだ。
中国大使館に出入りする車は減速して、私たちを気遣ってか、横を通り過ぎた。窓から私たちをこっそり覗いていた。彼らには江沢民からの直接的な圧力が大国の大使館に比べて弱いのであろう。最近、デンマークの人権組織が主催した会議で、真正面から法輪功への迫害問題を提起しても、彼らは沈黙を保った。そこには、良知と善心が残っていて、大法の正の威力が作用していることを感じた。私たちは心から彼らの正義の覚醒を望んでおり、毎回の大使館前の請願活動は、大使館職員を含めた人々を救っているのであり、人の心に“真、善、忍”を刻み込んでいる。正法修煉で現れた慈悲は、正法修煉の偉大さの現れであり、払った代価の全てが殊勝で、神妙であることを感じることができる。