日本明慧
「中国大使に手紙を渡すため大雨の中で一時間半も立ち待ったあげくに、断然と拒否された。」
2001年8月29日 文:日本の法輪功学習者

[明慧ネット] 8月24日(金曜日)の午後2時から、十数名の日本の法輪功学習者が東京の駐日中国大使館の前で72時間ものハンスト請願を行い始めました。江沢民政府に対し、ただちに長期の不法収監を中止させ、二十数日もハンストを続けてきた遼寧省馬三家労働教育所に拘禁されている法輪功学習者を釈放せよと求めました。        日増しに連帯は強まり、新しく自発的にハンスト請願に参加してきた学習者も増えてきました。8月27日(月曜日)午後の2時までには、日本国籍を持つ学習者を含めて合計25名もの学習者が今回のハンスト請願に参加しました。

その中でも、最も年上の学習者は65歳の日本人残留孤児の飯塚正子さんです。飯塚さんはハンスト請願に加わったのは56時間でした。用事がある為にみんなより少し早めに今回の活動からは離れました。しかし体調はとてもよかったです。飯塚さんは夫婦で今回、一緒にハンスト請願に参加しました。二人とも法輪功のおかけで身体上、大きく変化し、ご主人さんの胃腸などの病がすっかり無くなり、正子さん自身も以前松葉杖に頼ってやっと歩けるくらいだったのが、今では本当に健康です。二人とも大法の素晴らしさを自分の肌で体験したのです。

ハンストに参加した人は頭に、日本語と英語で「救命ハンスト」とかかれた帽子をかぶって、手に同じく日本語と英語で書かれた大きな白い横断幕を持ち、列になって大使館の前で立っていました。しかも、鮮やかな赤い布に金色の「法輪大法 真善忍」というポスターを加えて、大変目立っていて、街に景色となって、とけこみました。ハンストが行なわれた街はにぎやかなところで、昼も夜も絶えず車がたくさん、とおりかかっていました。多くの運転手さんは車の窓を開けて真相資料を求めました。しかも、「がんばって!」とか「お疲れさま」と元気をつけてくれました。

8月27日午後2時に、四名の学習者は手紙とポスターを持って大使に請願書と真相資料を渡そうとしていました。しかし、いきなり雨が降り始まりました。そのとき、大使館のスタッフは警備員に絶対に学習者を入れてはいけないと命令しました。学習者たちは警備員に中国人として自分の国の大使館に入る権利があると訴えたにも関わらず、入ることが出来ませんでした。雨はますます強く降ってきて、四人の学習者たちもたちまちに身体が全部濡れました。なのに、その時学習者全員は大声で手紙を読み始めました。ある二つのマスコミの記者たちはこの感動的で歴史的なシーンを記録しました。

ある女性の学習者は「法輪功学習者は真善忍を修めます。何の罪があるのでしょうか。270名の学習者はもう残酷に殺されて、今また130名の学習者の命が危険に迫られています。私達の上訴請願は憲法から与えられた人間の権利です。」と涙を流しながら、大きい声で手紙を読みました。

「ここの無声は有声を勝る」。学習者はまた静かに雨の中で1時間半くらい立ちました。雨は止みました。天地だけは、私達の活動をみつめています。真実を知っているのです。