日本明慧

国際人権日にアメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)二十数名の先生と学生が清華大学学長に法輪功の人権を尊重するように呼びかけた

2001年12月13日
【明慧ネット】
親愛なる清華大学学長、各専攻主任、学科長、および党委員会書記の皆さん、
我々はアメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)の教員と学生です。我々の大学はアメリカにおける貴校の姉妹大学です。このたび、国際人権日にお手紙をお出しすることにより、われわれが中国(江沢民集団)の法輪功に対する人権迫害に注目していることを示します。
世界のマスコミの報道によると、貴国の多くの大学教授や講師が法輪功を修煉することを放棄しないだけで教員の職を解任され、多くの学生も無理矢理に退学させられています。趙先生は公園で煉功することにより、逮捕され、北京の警察にひどく殴られました。三日間にわたり殴られ、警察が彼女を病院に送ったときには、彼女の頭や背中にひどい損傷が発見されました。彼女の頚椎三節が断裂するまで殴られたため、全身不随になり、六ヵ月後にこの世を去りました。趙明さんはアイルランドのダブリントリニティカレッジの情報専攻の修士過程の学生であり、休みを利用して中国に親族を訪問するときに逮捕され、法律的な手続きが一切行わないまま二年間の懲役を言い渡され、刑務所に送られました。最近では、貴校の卒業生である袁江さんが迫害され、死亡したという情報が入っています。迫害がはじまってから323名の法輪功学習者が迫害により死亡しました。我々はこの手紙であなた方にできるだけ警察の虐殺や残忍な刑を阻止し、貴校の法輪功学習者を助け、彼らにもほかの人と同様に教育を受けることや仕事ができるようにお願いいたします。
世界の35カ国で、人々は自由に法輪功を修煉することができ、アメリカの100以上の大学に法輪功学習者がいます。台湾には十万人以上の学習者がおり、高校や大学では法輪功を教えています。しかし中国においては法輪功の本が禁じられ、燃やされています。国有の宣伝以外に誰も自由に法輪功の真相を知ることさえ許されていないのが現状です。
我々は貴校が学術教育機構として、もっと学術の自由を尊重し、偏見なく法輪功を研究、修煉することを許すように願います。他人の人権を尊重することは、ご自分の権利を尊重することでもあります。
このことにご注目をいただくことに感謝いたします。

敬具
サイン(略)
2001年12月10日