アメリカのアカデミー賞受賞者からの手紙:籐春燕さんの釈放への呼びかけ
【明慧ネット】2001年1月28日
親愛なる友人及び議員の先生方へ
これはただの個人的なことではなく公衆が注目すべきことだと思います。籐先生(医者)の親しい友人、元患者として、わたしはずっと先生の救援活動に努めてまいりました。わたしはアメリカ国会及びブッシュ大統領にあらゆる解決可能な方法で、先生が家に戻るまでの努力を呼びかけ、中国政府にも無条件に先生を釈放することを求めています。
籐先生はアメリカ永住権の所有者です。2000年5月、先生は中国で法輪功修煉者が精神病院で受けている暴行を暴き出して以来、ずっと刑務所で生活を送っています。先生は優秀な鍼灸専門家として名を知られており、ニューヨークの第五大通りで診療所を持っています。
先生は一人の法輪功の修煉者でもあります。私は先生から、法輪功は中国の一つの伝統修煉方法だということを教えられ、穏やかな動作と座禅を含んでいることを知りました。修煉者は「真・善・忍」に基づいて素直で誠実、善良な人間を目指しています。法輪功は政治とは無関係で、多くの国の数百万の人々に親しまれており、中国は世界で唯一法輪功を禁止している国です。中国で法輪功が禁止されて以来、修煉者は平和的な請願を行っていますが暴力極まりない弾圧に遭い、監禁、拷問などは修煉者の虐殺への手段となり、すでに300人以上の人々の、監禁中に虐殺が確認されており、その中には8ヶ月の赤ちゃんまで含まれています。しかし、ある中国警察筋によると実際の死亡人数は1600人を超えていると伝えられています。
わたしは籐先生の安否をずっと心配しています。最近のニュースによると、先生は洗脳クラス(中国で法輪功修煉者を思想的に転化するための施設)で精神的、心理的に深刻な迫害を受けているようです。先生は中国のテレビ画面に映り、刑務所生活を満喫しており、中国政府が先生に与えた待遇を喜んでいると言いました。先生はピンク色の服を着て踊りながら刑務所生活を喜んでいました。皆さんに聞きたいと思いますが、自分の信念のため、刑務所に入った人が刑務所生活を楽しめますか。もちろん、このすべては先生を逮捕した人々の監視下で行っており、先生への面会は一度も許されていません。
実際、籐先生は5ヶ月前にすでに法輪功をやめることにサインしています。しかし中国政府は依然として先生をアメリカに返還していません。これは中国(江沢民による)政府は法輪功修煉者に如何なる選択、如何なる自由も与えず、与えるとしても死亡或は死んだほうがましな生活を続けるという選択しかないのです。
私は映画会の友人、及びアメリカの人々に籐先生の救出活動に参加することを呼びかけています。法輪功に対する迫害は反人間的な犯罪だと思います。私は中国政府が国際社会の声を聞く時期が到来したと思います:直ちに法輪功への迫害をやめ、監禁されているすべての法輪功修煉者を釈放してください。
私と共にこの手紙にサインしてくださった善良なる皆さんの助けに感謝します。
誠意をこめて
セレステ・ホルム(Celeste Holm)
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