イギリス放送協会(BBC):イギリスにおいての法輪功
2002年2月17日
【明慧ネット】イギリス放送協会が2002年2月14日、法輪功のイギリスでの広まりを紹介する文章を発表した。文章によると、中国に起源をもつ法輪功は1992年から始まり、1996年にイギリスに伝わった。当時の一人目の修煉者、ピーター・ジュハル氏(PETER JAUHAL)はインターネットで法輪功と出会った。
今年39歳で、サリクンリキモン市に住んでいるジュハル氏は、イギリスでは二、三百名の法輪功学習者がいると推定している。彼によると、法輪功は主に口と耳で伝え合い、他の功法と比較すると幾つかの魅力がある。
彼は電話でBBC記者に告げ、“法輪功がもっとも私を引き付けたのはそれが無料であること。その教えるものはすでに著書になっている。自分で修することができる。他の功法とは違い、わざと要領を隠し少しずつ教えるのではない。”と言った。“以前、私は何種類かの功法を学び、その中の大部分がはっきり言っていないが、また金儲けをしようとする人もいた。”と彼が言った。法輪功の趣旨は穏やかな座禅煉功を通じて、精神、体と心を改善する効果に至るというところである。さらに、精神的な悟りに至り、最終的に円満成就に達するという高い次元への追求もある。
ジュハル氏はまた、“法輪功の修煉方法は他の東洋の修煉方法、例えば太極やヨガなどとは似ているところがある。”と話した。彼は妻と一緒に修煉を始めてから、すぐ良い効果を感じた。“今、私は全身エネルギーが感じられて、精神的なストレスも消えた。私はかつて重い痔疾.になったことがある。その病に八年間くらい悩まされて、医者からもらった抗生薬はますます強くなる一方だった。法輪功を修煉して、一ヶ月以内で痔疾.がいつの間にか消えた。”“私は管理顧問の仕事をしている。仕事の圧力が大きいため、いつも夜が不眠になる。もし、仕事でミスをしたら、会社に重大な経済損失をもたらすからだ。”“法輪功修煉のお陰で、私は精神上の圧力が消え、睡眠もよくなった。それ以来、私は何回も昇進をもらった。法輪功の修煉は私の仕事にも直接に良い影響をもたらした。”
ジュハル氏はまた、日常生活の中に自分ができれば「真、善、忍」という法輪功のもう一つ特徴に従うために努めていると言った。“以前、私は本当に自己中心で、自分の利益だけを重んじていた。だから、ものすごくプレッシャーを感じた。しかし、善と忍に従ってから、成功したことやよい事はより多くなった。”
法輪功の三つ目の特徴は中国出身の、今アメリカのニューヨークに在住している李洪志先生の教導に従うことである。今、これらの教導は本やインターネットなどで得られる。修煉を始めていない人に対しては、李先生の幾つかの教導が不思議であると思われる可能性もあると、ジュハル氏が認めた。“私は数学学位を獲得したことがある。私の思惟方式は論理性があると自分で考えているが、私は初めて先生の著作を読んだ時、その80%の内容しか信じなかった。しかし、修煉を始めた後、それが全部理屈に合っていることが分かった。彼らは李先生を神としてみるのでもなく、何かのあがめ敬う儀式もない。李先生は我々に古い歴史を持つ知識を教えてくれる教授のような存在だ。”とジュハル氏は言い加えた。
ジュハル氏によると、法輪功の功法ができれば毎日やった方がよい。どんな体調の人でもこれらの功法を学習することができる。一人イギリスの学習者は車椅子を乗ってしているという。イギリスの各地には煉功するところがある。毎週に一回功法を教えるクラスを開く。通常、そのクラスは公園か、大学の教室で行われる。また、これらの所でボランティアのインストラクターが新しい学習者に座禅と動作を教える場面を見られる。
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