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中央社:情報センターはブッシュ大統領が中国を訪問する際人権問題に関心を寄せるよう呼びかけた

2002年2月19日
【明慧ネット】中央社記者の林麗明による十八日の香港の情報では、六人の清華大学学生がインターネットで法輪功の弾圧に反対する文章を発表したことで、中国政府により「X教を利用して法律施策を破壊した」という罪名で告訴されたと、今日、香港の中国人権民主運動情報センターが報道した。さらに、当センターは、中国訪問を控えたアメリカのブッシュ大統領に、法輪功の修煉によって迫害を受けている三百人の清華大学学生たちの人権問題に関心を寄せるよう呼びかけた。

拘束された学生は林洋、馬艶、李春艶、蒋玉霞、李玉芳、黄奎の六名で、彼らはそれぞれ水利水電系、建築系および工程物理系の学生であると報道した。彼らは2000年7月から法輪功学習者が迫害を受けた資料を集積し、書き上げた文章を海外のホームページに発表した。同年十一月、彼らは珠海で逮捕された。最初は政府に「国家政権崩壊を扇動した」という罪名で告訴され、その後「X教を利用して法律施策を破壊した」という罪名に変え、珠海市香洲区裁判所で去年の九月に裁判を行った。

当センターの情報によると、裁判の結果はもともと春節の前後に宣布する予定だったが、ブッシュ大統領の訪問を前に、中国政府は判決を延期し、三月の始めに延ばすという見込みである。その六名はおそらく十年以上の重刑が判決される可能性がある。

1999年7月、中国政府が法輪功を弾圧し始めてから現在まで、少なくとも三百名の法輪功を学習する清華大学の学生が逮捕され、労働教養および懲役を受けたと当センターは報道した。

情報センターは清華大学で演説する予定があるブッシュ大統領が、朱容基首相及び国家副主席の胡錦涛と会見する際、中国の人権問題に関心を寄せるよう呼びかけた。