日本明慧

ゼノンさんの北京警察への手紙


北京の警察官の皆さんへ

皆さんの中には、私のことを知っている人がいるでしょうが、私のことを知らない人もいるかと思います。私は法輪功のために上申し、中国人の国民が自分たちの政府の虚言に騙されているということを伝えるために天安門広場へ行き、そこで殴られたあのカナダ人です。法輪功は世界中で好評のうちに受け入れられているので、中国でもまた改めて受け入れられる日が来るに違いありません。

私と同じくカナダ人である法輪功の修煉者が天安門広場から帰ってきました(彼女は天安門広場で歌を歌いました)。彼女は、一部の警官は、私をうそつきと言っているあということを私に教えてくれました。と言うのは、警察は私の鼻を骨折させませんでしたが、私が全世界に彼らがそれをやったと嘘をついたと言っているそうです。それは、本当に私の心を痛めました。私は悪口をいわれても特に気にしませんが、もしこれで法輪大法がよくないと皆さんが思うようになったら、これこそ私は受け入れられません。私は全力を尽くして皆さんに真相を伝えています。しかし、もしある人が私の希望通りとならず、法輪大法に対する悪い印象を持ったら、私は本当に悲しく思います。

実際、私自身、自分の鼻が骨折しているとは思いませんでした。鼻からの出血が止まってから、私は本当にこのことを忘れていました。私は、この腫れはすぐに消えるだろうと思いました。しかし、医師に検査してもらったところ、は私の鼻が骨折しているということが判明しました。医師の診断結果をもらった後、私は直ちにマスコミに真相を教えました。一人の真の法輪功修煉者として嘘をつくことはしません。私たちはいい人です。なぜなら、法輪功が私達をいい人になるように教えてくれたからです。実際私は、昔のような人生の道に戻ろうと何回も考えたことがあります。その方がずっと簡単です。しかし、法輪功を修煉し始めてから、個人の意向はそれほど重要ではなく、自分の責任の方がずっと重要だと思い始めました。

これは私が命の危険を冒して中国に行った原因です。私がそこに行きたいと思ったわけではありません。本当のことを言うと、私は自分の身を案じ、まったく中国に行きたいと思いませんでした。しかし、私は自分のエゴに気づきました。私は自分の責任を思い出しました。私は真理を守るべきで、しかも何事についてもまず他人を思うべきです。これは私の責任であり、栄光です。だから、私が自分の目的を達成するためなら嘘をついても構わないと考えていると思わないでください。皆さんはもうあまりにも多くの虚言を聞いています。だからこそ、私は絶対に皆さんに嘘をつきません。

この手紙に医師の診断書を添付しますので、自分の目で確かめてください。

まったく善念のない人は、少なくとも私にとってあなたたちはもう存在していません。でも、まだ少しでも良知の残っている人は(皆さんのなかにも、そういう人がきっと沢山いると思います)、私はまだ皆さんのことを思っていて、心配しています。