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マレーシアの弟子が“山門をしっかり守って”真相を説明する


【明慧ネット】マレーシアは熱帯気候で、東南アジアの観光地で小さな国である。2年ほど前から、中国ではツアーで、安く行ける東南アジアへ旅行に出かける人々が増えてきている。特にシンガポールとマレーシアは人気がある。そのためマレーシアやシンガポールの大法の弟子にとって、真相を説明するいう点でとりわけ恵まれた環境にある。正月には、一日だけでシンガポールやマレーシアへ国境を越えてやって来た中国人観光客は数千人に及んだ。驚くべき数字である。
黒風洞はコウモリが生息する有名な洞窟である。272段の石段があり険しくて登りにくい。山には多くのインドの寺院が建てられ、1日中線香やろうそくの火が消えることはない。また、中国からの観光客が必ず訪れる観光名所で、世界各地からも多くの観光客が訪れるため、真相を伝える絶好の場所である。この寺院は他の観光地のように、案内人が慌ただしく観光客を連れ回して去ってゆくことがないため、観光客は自由に見学する余裕がある。そのため大法弟子は彼らと深く話し合い、真相をはっきりと説明する時間があるのだ。

山門の入り口で真相を説明する大法の弟子達は、このチャンスを見逃さないよう、先生のご慈悲により遠路はるばるマレーシアへ旅行に訪れた貴い中国人に、真相を理解する機会を大切にしなければならないことを知っている。そのためか、この場所での洪法の許可を得るまでにいくつかの曲折があった。宗教の場所であるため、管理は比較的厳しく、普通は屋台を設置したり、いかなる広告のスローガンも貼られたりすることはない。これは神霊に対しての敬意である。幼少から神を信仰するインド人は、中国の江沢民集団が因果応報を信じずに大法弟子を迫害していることを知ると、皆驚いた。私達が真相を伝えることを支持しなければ、本当に天に逆らうことになることを個々の寺院にいる僧侶たちに説明すると、大法の旗などを立てても良い許可をもらい、大法のスローガンは正々堂々と山門の前の一番高い鍾乳洞の石柱の上に貼り付けることができた。

クアラルンプールに住んでいる大法弟子はよくここに来て洪法する。主婦や、中には80歳近くの年寄りもいる。会社員や、休み中の学生も来る。黒風洞での洪法は毎日朝7:30から午後5、6時まで、休みなく続けた。毎日忙しくても、人生の中で最も楽しい日々であった。多くの試練があり、多くの苦しみもあったが、厳しい環境の中で表に出て真相を伝える中国大陸の弟子の偉大さには、先生の絶大な慈悲が感じられ、これしきの苦しみは大したものではないのであろう。
 毎朝、大法の弟子は生花と花輪を買って、迫害のため死んでしまった大法弟子の写真のある、鍾乳洞の石柱の上に静かに掛けた。大法弟子が毎日、真相を伝えることによって多くの人々が徹底的に虚言から目覚めたことを目にした。毎日、涙が出るほどの出会いが多くあった。

法を正す道はまだ続いている。妨害されることもあった。たとえば私達の行為はマレーシアで禁止されているという苦情を、関連部門に訴えられた。私達はすぐに政府が法輪功を取締らないように声明文書を提示し、この件はやっと静まった。私達が真相を伝えるとき、どの政府部門も邪魔していない。このように罪をなすりつける手口は、中国大使館の一貫した方法とよく似ている。度々撹乱する者がいたり、看板を壊し、台を投げたりする者がいたが、大法弟子たちは知恵を絞り、正念を発し、邪魔を無事に処理した。様々な苦しみや試練がやってきても、正念を発する重要性を絶対におろそかにしてはならない。

私には他に、ちょっとした体験があって、それを皆さんと分かち合いたいと思う。私は万事を修煉の角度から出発するべきだと思う。真相をはっきりと説明することだけではなくて、どのようにこの環境を切り開いて、長く維持し続けていくかということもまた修煉なのだ。同時に、私達が正法を修煉しているため、表面上で大法を迫害しなかった人に対してはやはり善をもって対応したほうがよい。だから私達は至る所で他人のために考慮すべきで、他の民族の信仰を尊重することをも含む。いずれにせよ、彼らには善の念があって、私達にこのような真相をはっきりと説明する環境を提供してくれたことに感謝し、態度に示すなど、他人の角度から物事を考えるべきだ。法を正す過程でますます私達は成熟させられるであろう。