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黄砂はただの自然現象なのか、それとも・・・


【明慧ネット】


今年に入ってから、北京は絶えず砂嵐に襲われてきた。特に3月20日に北京は90年代以来最も大きな砂嵐を経験した(下図)。新華社通信によると、中国国家環境保護総局は3月22日、中国北部を中心に20日に発生した黄砂現象で、北京に降り積もった砂ぼこりは約3万トンに上るとの観測結果をまとめた。

しかし、わずか二十日間が経たないうちに、この記録は数回更新された。7日夜の中国中央テレビなどによると、同国北部でここ数日、今年最大規模の黄砂が吹き荒れ、吉林省西部や黒竜江省南西部では歴史的にもまれなひどい砂嵐となった。6日から7日にかけてほとんどの地域で砂嵐になり、最大瞬間風速は秒速30メートルに達した。

世界日報の16日の報道によると、4月16、17日に大規模な砂嵐が再び北京を襲った。この一ヶ月間の砂嵐は中国の隣国である日本と韓国にも大きな影響を与えた。日本全国で今年黄砂を観測した延べ日数は、気象庁が集計を始めた一九六七年以降、最も多くなっており、福岡市で今年の観測日数が、過去最多だった昨年を上回るペースとなっている。今年は黄砂観測の少ない北日本や北海道などの広い範囲でも確認されているのが特徴である。釧路など北海道東部の四箇所では三月下旬、観測史上初めて黄砂が確認された。

韓国でも多量の黄砂で小学校が臨時休校になるなどの被害が出ている。中国沿岸部や韓国に深刻な被害をもたらしている黄砂に対応するために、日中韓環境相会合は20、21の両日、ソウルでミーティングを開き、3国が協力してリアルタイムで発生状況について情報交換する枠組みを作っていくことで合意した。

黄砂は中国大陸の黄土高原や砂漠地帯の砂が風に巻き上げられ、偏西風に運ばれてくる現象である。増加傾向の原因として、中国内陸部の開発による砂漠化の進展や「地球温暖化の影響」(気象庁)が指摘されている。
気象庁の発表した結果によると、2000年以来黄砂の飛来は3年連続で多くなり、今年は1967年の全国集計開始以来、延べ観測日数の最高を記録した。過去最高記録が更新されたのは2年連続。

しかし、古人の教訓によると、「災難は徳を重んじ善を行う民族と無縁なものである」。この三年間で中国で何が起こっているかを見てみると、最も注目されている大事件は法輪功への弾圧である。

法輪功は法輪大法とも呼ばれ、心性の修煉を重んじている悠久な歴史を持つ修煉体系である。1992年5月に創始者李洪志先生によって中国で伝えられ、驚くほどの病気治療効果でわずか7年間で世界50ヶ国、一億以上の愛好者を引き付けた。
しかし、江沢民をはじめきわめて少数の権力者は、法輪功のもたらした巨大な社会効果を無視し、ただ法輪功の人数が共産党の党員を上回ったため、共産党政権への脅威を感じ、弾圧を始めた。2年半の迫害で400名の法輪功学習者は虐殺され、100,000人以上が逮捕、150名以上が懲役刑を言い渡され、10,000人以上が強制労働矯正所に閉じ込められ、1000名以上が無理矢理精神病院で監禁されており、数百万人の人権が侵害されている。

法輪功を弾圧して以来、三年連続で中国は様々な自然災害にみまわれており、特に去年中国の地区の大部分は、史上最大の洪水と干ばつを経験し、蝗害が新疆、沈陽、山東、河北と広範囲に蔓延した。これらの災難を招く真の原因はどこに潜んでいるのだろうか?われわれは法輪功の創始者李洪志先生の最近の幾つかの文章からヒントが得ることができる。

皆さんに教えますが、中国大陸に起きた全ての天災・人災は、その地区にいる衆生が大法に対して罪を犯したことへの警告です。まだ悟らないようであれば、これから本当の災禍が襲ってきます。≪大法は堅固で粉砕されることなし≫(李洪志2001年6月23日)


暗々たる黒い雲は幾日よどむか
厳寒が逝り過ぎ、春が既に見えた
衆生が醒めて心を驚かせる事を見る
中原の半分の地が沙と塵に覆われる

李洪志
2002年1月22日


中原のほぼ半分が沙と塵に覆われる



天は傾き地は覆り沙と塵が落ち
凡世の幾億人を毒害している
慈悲をもってどのぐらいの人を救い済度したのか
中原の到るところに新しい墓が増える

李洪志
2002年1月31日

天は傾き地は覆り沙と塵が落ち


因果律はこの宇宙で働いているメカニズムである。三年連続の砂嵐はただの自然現象であるか、それとも「神からの警告」か。