日本明慧

西洋諸国のマスコミに向かって——誤った報道に対して意思を表明する

【明慧網】(編集者:この手紙はある1人の西洋の法輪功学習者が書いたものである。その内容は、美聯社が2002年4月2日に「報道によると、法輪功の番組が放送された後、逮捕事件が発生した」というタイトルの報道に対して意志を表明した。この手紙をきっかけに、マスコミに真相を伝えることにした。)
 
 この(美聯社の)報道は原則に反し、誹謗中傷など事実に則っていない内容が含まれている。中国の現在の状況では事実を確認することが恐らく難しい。たとえ、その情報をいろいろな経路で入手しようとしても恐らくその情報は正しいものではない。中国の現状は複雑であるが、 美聯社はいつものように情報を究明せずに、このような公正でない報道を流したことは、美聯社の方針に則っていない。
 
 法輪功の番組の放送時間が40〜50分間であったとされており、決して10分間ではないことを、美聯社より先に報道した機関は全てこの点について一致している。また、 美聯社は、北京に向っていった西洋人に対して(中国警察側)「人道」的に扱ったといった報道した。しかし、これらの法輪功の学習者たちが拘留されている間に目を殴られたために出来た痛々しいアザが残っていたり、殴られたためにメガネが割れていたり、骨を殴られた記録がはっきりと残っている。この何ヶ月間、 美聯社はこれらのいわゆる人道的扱いを大量に報道し続けた。

 3月15日、長春市の学習者の「安全、拷問、虐待に対する憂慮」のため、国際特赦は(中国)警察の行為に対する緊急行動を呼びかけた。しかし、このようなことについて未だに報道してない。香港、ニューヨーク、ロンドンでは電話で直接法輪功(ファールンゴン)のスポークスマンと連絡できるのになぜ、彼らの意見を聞いてみないのか?( 美聯社)この報道の情報源は全て中国政府から発せられたもので、これらの経路は憲法を違反し、「610オフィス」の厳密監視あるいは直接支配されている。これは中国の某主席の「当オフィス」に与えた特権で法輪功を根絶しようとするのである。

 ある警察側の発言人はこれらの捏造した事実や怪しい声明を発表したが、自分の姓名を名乗ることを拒否した。(美聯社の記者)彼の話を引用するとき、なぜ何らかの不明な箇所に疑問をもたないのであろうか?1人で小屋を放火してから突然警察を攻撃する、これは政府の発言人が法輪功の声明を誹謗中傷するたびにいつも使っているパターンで、しかも事実の確認が出来ないような手段として悪用している。法輪功学習者は例外なく非暴力的である。2001年1月のいわゆる焼身自殺事件後、中国政府はこの宣伝を大げさにアピールし、法輪功のイメージを壊そうとしている。しかし、詳しく分析したことによって、法輪功に被せられた計画的な陰謀を皆は知ることとなった。中国政府側の追跡記録が確かに残っていても、完全な事実ではない。なぜ警察側の発言人の声明を疑わずに引用してしまうのだろうか?

 この逮捕された人たちや、訴えられた人たち以外にも、法輪功修煉の全てに関わっている。世界の50カ国に法輪功学習者がいる。そのため訴えられた人たちに意思を伝えるチャンスを与えるべきではないだろうか。彼らは中国国内で話す機会は与えられず、中国以外のところで事実を了解している発言人たちが意思を多くの人に伝えることができる。

 このことはとても重要な事件である。私は美聯社や星報(新聞社)がこのことに関しての報道を知ることに喜びを感じている。ただ、私は法輪功に対し、正確でさらに完璧な報道に期待している。

約翰納尼亜 Jhon ナニア
技術顧問
ミネソタ州ミネアポリス