米国における江沢民政権の訴訟に思う
【明慧ネット】4月3日米国の法輪功学習者40名は、中国公安部及び中央テレビ局を掌握する江沢民政権を合衆国連邦裁判所に、民事訴訟することを発表しました。その告訴内容は、江沢民政権が在米大使館・領事館を利用し、米国法輪功法学習者の国民及び居住者としての権利と自由を侵害したと言うものです。
おそらく古今東西を通じ、初めて一国家として他国家の非合法行為を審議することになるでしょうし、それは人類が地球の平和と安定的秩序を守ることに対し、共に努力する新しい段階に入ったことを示しているのではないかと思います。法輪功学習者の気概と勇気によるこの訴訟は、とても意義があることと思います。
一方告訴されたのは、この地球上において極少数である専制国家の強大なる管理部門であり、その人権政策は、常に国際社会からも非難及び疑惑の目を向けられているものです。しかし、これらの学習者らが公然と立ち上がることによって、彼らの中国での家族はどんな巻き添えと迫害に遭うのでしょうか?あるいは、彼ら自身もどんな報復を受けるのでしょうか?不満を抱きながらも物事を丸く収めようとすることに慣れた中国人にとって、この行為は奮起させられるものがあったと思います。本当に無私で怯むことを知らない人々がいるのです。国内外問わず修煉者の正念は多くの人に畏敬の念を抱かせたことでしょう。
実質独裁主義国家である中国で、民間人が官に訴えることは、永遠に叶ことのないことです。しかし、この3年間を振り返りますと、ますますエスカレートする迫害の中で、法輪功修煉者はとても勇敢に前進していると思います。全国各地・各都市での横断幕の掲示、絶えることのない天安門での請願は言うまでもなく、つい最近の長春における法輪功真相番組のテレビ放送、その少し前の広州政府新聞に2日間掲載された法輪功創始者の世に対する警鐘の詩、及び今日の江沢民政権を審判の場に押し上げたことは、社会に法輪功の力強さを印象づけたことでしょう。
天意は法輪功にあると思います。もし江沢民政権にあるのならば、中国だけでなく全世界の人々は災難を避けて通れないことでしょう。江沢民政権は“真・善・忍”に反対し、暴力・虚言・汚職などの数々の悪行を行っていますが、おそらく一般庶民は十分な真相を知らされることなく過ごしているのではないかと思います。政権がこのような人間に掌握されれば、法律は己のものとなり、意に添わない存在は不当に処遇され、真相は闇に葬られ、無実や真実を唱えるだけで、どのような待遇を受けるか分かりません。世界が安泰することもないでしょう。
法輪功学習者の存在があってこそ、我が中国にも希望があり、世界にも来るべき未来があると信じています。
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