文文ちゃんの夢：黒い布の中のダイヤモンド(上)

文文ちゃんの夢：黒い布の中のダイヤモンド(上)

文/台湾小弟子

【明慧ネット】ある広いところで美しい雲と美妙な音楽が漂っていました。そこにはたくさんの叔父さんと叔母さんがいて、彼らは黑い布の中のダイヤモンドに注目していました。「わぁ、あの粒が光っている！　あれ、さっきまで光っていたのにあの粒が暗くなったよ！　あぁ、あの粒はそろそろこの黒い布におけなくなりそう、いったいどうすればいいんだろう？　」皆は関心を持って話していました。ある人は「暗くなったけど、またしばらく観察していれば良くなるかもしれない」と言い、ある人は「だめだったら新しいものに変えよう。」と言いました。

しかし、元々ダイヤモンドのあたりは全て唯一無二のもので、新しく作ったものとは絶対に違うと皆はっきりとわかっています。皆は話しているうちに、一束の金色の光が差し込んできました。そして一人の背が高く、黄色の服を着た若者が来ました。皆は自然と静かになりました。私は好奇心を持って近寄って見ると、やはり李先生でした。先生はこのことが分かっていた顔をされ、手から一冊の金光に輝いている本を出しました。人々が敬い手を出した瞬間、誰もが先生の金の本をいただきました。皆は真剣に読んだ後、黒い布の中のダイヤモンドをどう処置すればよいかは自ずと分ったのでしょう。すると、皆は掌を立てて口から何かを言いました。その瞬間に暗くなったダイヤモンドはまた明るくなりました。私は非常に興味があって、一人の叔父さんに聞きました。「叔父さん、これはどういうことですか？　」彼「暗くなる素因を取り除いたので自然に明るくなったのですよ」と答えてくれました。黑い布の中のダイヤモンドが全部明るくなったのを見て、皆はとても喜びました。ところが、なにが原因かしばらくしてまた次々と暗くなってきました。皆さんはびっくりして、慌ててもう一度掌を立てましたが、ダイヤモンドは無言の抗議をしているように何も変わりませんでした。

ある人は疲れて、休憩しているとき再び先生の本を読みました。ある人はやはり続けて前と同じやり方をしていましたが、役に立ちませんでした。またある人は力を強くして、時間を長くして、回数を増やしましたが、少し気をつけなければダイヤモンドが耐えられず、壊れたり爆発したりしてしまいました。参与していたある人は後ほど後悔して止めて、冷静になって本を読みました。しかし、あるひとはやはり元の観念を抱えて、これは悪くなったので爆発したのだと思って、それでは新しいものに変えればいいのではないかと考えました。ですから、引き続き力、時間、回数を増やしました。またしばらくして、先に休憩した叔父さんと叔母さんたちはまた掌を立てました。ダイヤモンドがちょっと震えて明るくなると、だんだん美しく輝いてきました。さっきよりよくなってきました。いったいどういうことでしょうか？皆は話しているうちに、私も物好きで耳を立てていると、ある人の話がきこえました。「ダイヤモンドに真相を知らせて助けます。それに同化させて、基準に符合してない要因を転化させます。」他の人も言いました。「一緒に同化して、協力して良くないものを完全に同化します。」それを聞くと、皆さんもそれぞれ自分の方式で黑い布の中のダイヤモンドを一つ一つ同化しはじめました。すると更に前にも増して美しくなりました。私は先生の方を振り向くと、先生は微笑んでいらっしゃいました。