日本明慧

法輪功はリトアニアでニュースの焦点となった

 6月14日にヨーロッパ、北アメリカ、オーストラリアなどの国から来た法輪功学習者は、リトアニアの首都ヴィリニュスで記者会見を行った。当地の三大テレビ局と数社の新聞社の記者が今回の記者会見に参加した。中国当局は絶えず様々な外交手段を用いて圧力をかけたにもかかわらず、各新聞社は法輪功側の臨時通知を得て、すぐに大量な記者を派遣して記者会見に参加した。しかも三大テレビ局は14日の午後雨の中、リトアニアの国会前に駆けつけて法輪功学習者の煉功場面を撮影した。記者会見で法輪功学習者は5式の功法をパフォーマンスした後、法輪功の世界での広伝状況と江沢民政権の法輪功への弾圧を詳細に紹介した。オーストラリアの戴志珍と二歳の娘が証人として記者会見に参加し、夫の陳承勇氏が法輪功の請願をしたため虐殺されたことを述べた。
 当地の記者によると、西洋マスコミによる法輪功の真相報道を封鎖するため中国当局は、様々な外交手段を用いて江氏の訪問国の政府や当地マスコミに憚りなく圧力をかけ、当地の記者は江沢民の訪問期間に法輪功を含めた敏感な人権問題の報道をしないよう通知した。
 4月江沢民がドイツを訪問した時に、ドイツのマスコミは彼の人権迫害を異口同音に譴責したため、彼は非常に恥をかいた。その後、北京は西洋国家に圧力をかけると同時に丸め込む手段をも用いた。江氏の今回の5カ国への訪問前にして、北京は大量な資金を出して訪問先の各主要マスコミの責任者を中国への観光に招き、これらの手段を用いて西洋マスコミの中国政府の人権問題への譴責を弱めようと企んだ。西洋の中立媒体は皆このようなマスコミを操作しようとするやり方に警戒を示している。