ジャカルタ裁判所は開廷し、被告である中国駐インドネシア大使館は無断欠席
2002年6月19日 文/インドネシア法輪功学習者
【明慧ネット】2002年4月23日、インドネシア佛学会は、2002年3月2日から3日にかけて、インドネシア法輪功学習者がジャカルタで開催した交流法会、パレードなどの活動を行っている際、中国駐インドネシア大使館が活動を破壊しようとし、法輪功を中傷するなど法律を違反した行為を行ったため、弁護士のアディ・ワーマンさんを通じて、ジャカルタ市南区国家裁判所に、中国駐インドネシア大使館を起訴した。
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国家裁判所所長は開廷を宣する |
記者たちはAdi Warman弁護士に取材する |
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学習者たちは審理を聴く |
正念を発す |
2002年6月13日木曜日、ジャカルタ南区国家裁判所所長は開廷し、この訴訟を審判した。
二十数名の大法弟子は黄色いTシャツを着て、静かに秩序良くこの裁判の傍聴に参加した。午後12時30文章所長は開廷を告げ「今日は時間通りに開廷をいたします。原告側はインドネシア法輪功佛学会で、アディ・ワーマン弁護士に委託し控訴を述べる。被告側は中国駐インドネシア大使館である」と宣告した。しかし、中国大使館は出席しなかった。その理由は、法輪功が中国大使館で登録しなかったためであり、だから法廷に出席しないという。
中国大使館のこのような傲慢な考えとその理不尽な言い方は、その場にいた人々を驚かせた。法輪功佛学会はインドネシア政府で合法的に登録しており、政府の法令に違反しない以上、自由活動は許されている。中国大使館はどんな権力を持って、法輪功のインドネシア国内での活動に干渉できるのだろうか。インドネシア佛学会が、中国大使館の法輪功の活動に対しての妨害や、中傷した件を法廷に上訴したのは、中国大使館が他国内での法輪功の合法活動に干渉しないようにと注意したいからだ。法輪功は中国から伝えられてから、今や世界中、五十カ国にわたり法輪功修煉者がいる。皆そこでは修煉する権利を有している。
最後、所長は「中国大使館が出席しなかったことは、彼らの責任を果たさなかったこととなります。では、この裁判を二週間後の6月27日に延長し、再び開廷します。同時に、中国大使館を再び召喚し、全ての事情をその時に説明してもらうことにします」と申しのべた。
一部分のマスコミ記者がアディ・ワーマン弁護士に取材するとき、アディ・ワーマン弁護士は「中国大使館は以前わが国の立法権に干渉しました。今回わが国の司法審判プロセスを妨げて、ひとつの良くない先例を作ったのです」と話した。
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