日本明慧

法輪功学習者が香港で平和的に請願、江沢民は黄色い服を見ることを恐れている


2002年7月3日

【明慧ネット】法輪大法情報センター7月2日の報道——香港返還5周年の際、香港の学習者は2日間連続で、湾仔政府ビルの指定されたデモ区域内で、29時間連続して座り込みの請願を行い、江沢民の国内と海外での法輪功に対する弾圧を停止するよう求めた。 

法輪功学習者の座り込み請願活動は、6月30日の昼12時頃から始まり、7月1日の午後5時まで続けられ、200数名の学習者が参加した。7月1日の午前中、20数名の法輪功学習者が湾子会展センター前のデモ区域まで歩き、声明を公に読み上げて、香港政府が本当に香港の人権と法治精神を守ることができるよう望み、世界中が国内法輪功学習者の状況に対して関心を持つよう呼びかけた。午後6時から10時まで、百数名の学習者が中環皇后広場でろうそく追悼式を行い、迫害されて死に至った400数名の法輪功学習者を追悼した。その後学習者は湾仔政府ビルのデモ区に帰り、その中の30名の学習者は徹夜で座り込み請願を行った。

ここ数日間、百名を上回る世界各地からの法輪功学習者が、香港空港で強制送還された。甚だしきに至っては縄で縛られた後にズック袋の中にまで詰め込まれ、更に飛行機に持ち上げられて国外へ追放された人もいた。香港市内の請願活動は前もって警察に許可され、指定場所で平和的に行ったが、しかし警察側は命令を受けており、できるだけ江沢民に法輪功学習者と黄色い服を身につけている人を見せないようにしていたことを示した。 

ある法輪功学習者が漏らしたところによると、彼女たちは一昨日、湾仔政府ビルのデモ区域から歩いて中環皇后広場へ行く途中、道中一定間隔で、2,3人の警官が集結し、法輪功学習者を見るたびに、甚だしきに至ってはレストランで食事をしているところであっても、通話機を使って報告していた。彼女たちは江沢民の車隊の通る大きい道路側の歩道を歩くと、警官が現れて、彼女たちを別の道へ連れて歩かせた。彼女たちは皇后広場への道が封鎖されたことに気がついて、陸橋の上に立ち、道の解封を待ってから通ろうとしていたところ、一人の警備員は前に出て、「ビル構造に影響することがありえる」ということを理由に、彼女たちに立ち去ることを命令した。市民はこれを聞いた後、警官に対して不満の意を表した。もう一人の警官はこの状況を見て、「通行人の通路をふさぐ」ことを理由として、自発的に「護送する」サービスを提供した。江沢民の泊まっていた君悦ホテルの一人の従業員は、ホテルの上層に指示されて、江沢民が居住している間、黄色い服を身につけることを厳禁されたと告白した。 

7月3日の午後3時から6時半まで、法輪功学習者はまた渣打花園で活動を行った。入国管理局はブラック・リストを使って、法輪功学習者の入国を妨げ、これまで16名の法輪功学習者が誣告され、街の入ることを阻むなど一連の不公平な態度に対して、特区政府に向かって請願した。法輪功の香港スポークスマン簡鴻章は、「香港返還後の法治はずっと後退しており、香港政府は中央政府の指示の下で法輪功を攻撃すると、香港の国際名声を損なうことになる」と指摘した。