日本明慧

金子容子さんの夫、篤志さんからのお願い


金子篤志と言います、46歳の会社員です。

現在、私は67歳の母と89歳の祖母と妻、容子の4人暮らしです。妻、容子とは1999年4月、中国で見合結婚し現在新潟県佐渡に住んで居ます。

5月20日朝、妻は佐渡の実家から普段と変わりなく中国へ出発して行きました。この時はこの様な事件になるとは考えても見ませんでした。妻は中国に居る時から法輪功を学んでおり今年で5年になります。私もやって見ました、すると1年間風邪一つ引きません、非常に健康に良いと感じました。

妻は家族に20日間ほど中国に滞在し、瀋陽市で日本語学校の設立の話を聞いて来る、と言って出かけました。確かに中国での法輪功学習者への迫害は凄まじくなる一方で妻も心を痛めていました。

5月24日に妻が拘束されてから早5週間が過ぎてしまいました。6月13日、日本国外務省中国課から「中国公安局より、金子容子を北京海淀区公安分局で拘束している」と、中国政府を通した回答がありましたが、確認の術がなく妻の安否を気遣っています。

こんな状況で、私の母も体調を崩し寝込んでしまいました。89歳の祖母と母は、妻容子の無事を佐渡より祈っている毎日です。

今回同行し国外退去処分された2人より暴行の事実を知り、400名以上が虐待により死亡しているという大変な事実を実感しました。

私は6月13日、中国政府に対し妻への面会要請を、日本国外務省を通じ、お願いしました。その結果6月28日、日本国外務省から「6月27日に中国外務部に要請した」との報告を頂きましたが、非情にも未だもって回答はありません。

田舎に暮らす私には智慧も力も有りません。この記事をお読みの皆様のお力をお借りして、一刻も早く妻容子が無事解放されるように、全国民の皆様へ呼びかけお力をお借りし、この難関に立ち向かいたいと、決意を更に固めた次第です。


2002年6月28日
金子篤志