日本明慧

正信正念が私を危険から脱出させた!

【明慧ネット】去年のある日、同修と駅で待ち合わせる約束をしました。家の門を出て階段を一つ降りたところで、家にある野菜をそのままほっておくと腐ってしまうかもしれないとふと思い出し、母のところへ持って行こうと、家に戻りました。野菜を取り、出ようとしたところ、ドアを重く叩く人がいました。門鏡から覗くと警察でした。野菜を取りに戻らなければ階段ではちあわせるところでした。師父が見守ってくださっているのだ、と確信しました。

ドアを叩く音はますます大きくなり、私の名前を大声で呼びはじめました。ベランダから覗くと、道路には一台の車を先頭に、背後に二台のバイクが控えている。十数人の警察、警備の者が壁際に沿って直立し命令を待っている様子で、まるで間もなく戦争でも始まるような雰囲気でした。しかし、その時の私は、少しの恐怖感もなく、ただただ、師父が私を見守ってくださっていると信じていました。

私はドアの前に座って冷静に片手を立て正念を発し始めました。邪悪な警察に対して即刻ここから離れるよう命じ、さもなければ、直ちに相応の報いを与えるよう念じました。少し経ってから、外は静かになり、電話が鳴り出しました。きっと警察がかけてきた電話だと判断し取りませんでした。二度目も同じく取りませんでした。三度目が鳴り出したとき、それは私を待っている同修からの電話だと直感し、取らなければ私の家へ尋ねてくる恐れもあると考えて取りました。やはり同修でした。彼女は長く待たされていたため、やきもきしている様子が声の調子でわかりました。私の現状を彼女に伝え、すぐにそこから離れるよう警告しました。その後、軽くドアを叩く音がして、事情を知らない同修が訪ねてきたのではと、そっと門鏡から覗いてみると、隣人でした。私はドアを小さく開き、彼女に、警察が下にいるので、すぐに家に帰ってドアを開けておくように頼みました。彼女は急いで戻り、私は着替えをとって彼女の後から彼女の家に入りました。ドアを閉めたあとすぐに、十数人の警察が私の家の前に戻るのが門鏡から見えました。

彼等は万能キーを使って私の家に入ろうとしていました。しかし無駄骨だったようです。師父が見守っていてくださったことや隣人の援助で、私は危機を脱しました。四日目の朝、私は堂々と外出し、外はいつもと変わらず賑やかで、何事もなかったかのようでした。

彼の隣人は、「姉さん、貴方はいい人だから家に泊めました。このビルに住んでいる人なら、誰でも貴方がいい人だということを知っています。役場の人も皆、そう言ってますよ。」と、私に言いました。確かに、大法弟子と接触したことのある人なら皆、大法弟子がいい人だと分かっているはずです。目覚めた人は、周りの重圧に耐えて私たちを助けてくれるようになってきています。

身の周りのこと、大きなことでも、小さなことでも、心性をしっかり把握していればすべて制御可能だと、その後悟ることができました。すべて自分自身の把握次第であり、かつまた、師父による秩序正しい配慮をいただくことにあると。邪悪が表面的にどのようにひどくなっても、大法弟子の強い正念の下では、いかなる邪悪でも取るに足らないことです。

総括として: 警察が私を連行しに来た時、私の頭に閃いた第1念は、大法の資料を保護すること、第2念は、事情を知らない同修が私を尋ねてくることを食い止めること、第3念は、一切の邪悪に協力しないことでした。

二時間足らずのこの正、邪の戦いの中で、正信、正念がすべて転化融合し、師父が私を保護してくれていました。

師父よ、恩師に心から崇敬なる気持ちを表したいが、適当な言葉が見つかりません。師父の教えに従い、頑張って修煉し、最高の成果を恩師に献上したいと思っております。