日本明慧

東北地方の二人の法輪功学習者が獄中、ハンストで抗議している最中、迫害されて死に至った

2002年7月10日
【明慧ネット】法輪大法情報センター7月8日の報道
黒龍江省と吉林省からのニュースによると、綏化市の法輪功学習者張暁春さんと延吉市の法輪功学習者の劉宏さんがそれぞれ今年の6月末と去年12月中旬頃に、現地の刑務所で断食している最中、迫害されて死に至ったとのこと。現在全国において確認された迫害による法輪功学習者の死亡者数はすでに432名にのぼった。

張暁春さんは12日間絶食し、迫害されて死亡
43歳の張暁春さんは黒龍江省綏化鉄道の水道と電気関連の労働者であり、1997年11月法輪功を修煉し始めた。2000年彼は二度にわたって北京へ陳情に行ったため、2001年2月下旬ハルビン鉄道支局偵保科の白志顕や張志偉などに、話があると誘い出され、密かに黒龍江省富裕県労働矯正所に送りこまれた後に黒龍江省富裕県留置所へ移送された。今年6月18日、留置所で不法拘禁一周年の際、張暁春さんは絶食抗議を行った。6月29日夜8時50分死亡し、詳しい死亡の原因今なお調査する中である。

事情を知っている人が漏らした情報によれば、張暁春さんは過去何回も絶食して迫害を抗議したとのこと。2000年12月、張暁春さんは陳情に行ったために黒龍江ハルビン鉄道の留置所に送り込まれたが、21日間にわたる絶食抗議を行った。留置所は責任を負うのを恐れて、2001年2月2日彼を家に返した。2001年6月、張暁春さんは他の30数名の法輪功学習者と一緒に集団断食を行ったため、富裕県留置所に移された。今度は、張暁春さんは断食して12日後に死亡した。彼の親友は無理やりに食を注がれたから死んだのではないかと疑った。記者は富裕県留置所に電話をかけて事実を確かめようとしたところ、相手は“あなたには言えない、組織のルートを通って言わなければならない” と答えた。

劉宏さんは食を肺まで無理やり注がれて窒息死させられた
吉林省延吉市の法輪功学習者の劉宏さんは半年前すでに延吉市留置所で迫害により死亡し、逮捕されてから死亡するまで僅か1ヶ月ほどであった。延吉市公安局と延吉市留置所がずっと厳しくこのニュースを封鎖したため、外部はこの事件の細部まで知るのは難しかった。本センターが現在分かった情況によれば、劉宏は延吉市の人で、ある学校で教師をしていて、かつて北京へ陳情に行ったために労働矯正所に送り込まれていた。2001 年の11月、劉宏は法輪功の真相を伝えたため、また警官に捕まえられた。彼は断食断水で不法な迫害を抗議したが、食を無理やり注がれた。12月中旬、劉宏さんはまた野蛮に食を注がれたが、誤って肺の中にまで入れられ、窒息して意識不明になった。後に延吉市病院に送られて救急措置が取られたが、死亡した。
明慧ネットの統計によると、3年以来迫害によって死亡した中国の法輪功学習者はすでに432名に達した。多くの法輪功の学習者は絶食抗議している時暴力で食を注ぐことを含む更に残酷な虐待で死亡した。2001年の末中国政府内部筋の人によると、実際の死亡人数は1600名に達しているとのことである。