日本明慧

7月の一ヶ月間に中国大陸で23名の法輪功修煉者が迫害され死に至った情報が伝え出された


【明慧ネット】今年7月に、中国大陸からまた続々と23名の法輪功学習者が迫害されて死に至り、一人の法輪功学習者の身内が警官に吊り上げられ死亡したニュースが伝え出された。これらの死者は湖北、河北、山東、四川、甘粛、湖南、遼寧、吉林、黒龍江、貴州省などの10省、24市、県の至る所に及び、甚だしきに至っては、一日に4例の死亡報告が出された。これらのニュースは、大陸の法輪功学習者が情報封鎖を突破して、捕えられ、監禁され、生命を失う危険を冒してまで、明慧ネットに伝えたものだ。

これらの迫害されて死に至った法輪功学習者は、14名の男性と9名の女性で、年齢は30数歳から60歳まで、彼らの中には村民、労働者、幹部、定住した知識青年がいれば、修行した道士もいる。彼らは皆善良な庶民で、町内、同僚、親友の中でも評判の良い人で、ただ法輪功を信仰して、民衆に法輪功の真相を伝えたために、江氏集団の虐殺に遭ったのだ。 

45歳の貴州省畢節市団結郷の武装幹部である葉逢林は、2000年11月出勤する時に捕まえられ、2001年10月に貴州省中八労動矯正所に送り込まれ、3年間の労働による「再教育」が下された。その期間残虐な刑に苦しめられて、2002年6月27日迫害されて死に至った。葉の家族と会社が強烈に求めたことで、労動矯正所は仕方なく検死した。検死した結果は、肝臓部の鬱血、肋骨は断ち切られていた……。

湖北随州の36歳の法輪功学習者呉明芳はかつて皮膚癌患者で、法輪功を修煉したために回復できた。1999年7月20日以降、呉明芳はずっと民衆に法輪功真相の資料を配り続けた。今年5月に彼女は法輪大法の横断幕を掲げたため告発され、随州第2留置場に閉じ込められ、7月に迫害されて死に至った。 

甘粛省天水市玉泉観の道士である王生貴は、《転法輪》を持っていることが見つかったために、警官に捕えられ数月間監禁された後、迫害されて死に至った。 

四川重慶栄昌県の30歳余りの副県長である張方良は、法輪功の真相資料を配ったため2001年10月に捕まり、西山坪労動矯正所に送られ、2002年7月初めに迫害されて死に至った。張方良は清純かつ公正で、決して裏金を受け取らないため、当地で評判の極めて良い官吏だったという。当局は彼の家を差し押さえる時、張方良の家には数千元の預金しかないことを見つけた。 

甘粛武山県の法輪功学習者黄園義と母、妻、娘は2000年12月末に首都へ陳情に行き、父を残して留守番をさせた。武山県公安局はうわさを聞いて食い止めようとしたが、何も道具がなかったため、意外にも黄園義(年をとった70歳過ぎのお父さん)を家のブドウ棚につりあげて、息子の行方を吐き出すよう脅迫した。黄老人は決して口を開かなかったため、警官に連続して3日間つりあげられ、死亡に至った。その後、関連部門は意外にも老人は家族全員が陳情に行ったため自殺したのだ、と言いふらした。

現在まで、すでに実証され死亡した法輪功学習者はすでに449人に達した。数万の法輪功学習者が拘禁され、労働により再教育され、刑罰が下され、精神病院に送られている。 

7月24日、参議院の賛成を通じて、衆議院が批准し、アメリカ国会が420票対0票で、中国の法輪功への迫害を停止するよう促す第188号決議を出した。決議は中華人民共和国の江沢民政府による、法輪功学習者に対する迫害を停止するよう求め、そしてアメリカ政府はいかなる適切な公的、私的な場で、中国のすべての法輪功修煉者を釈放し、彼らに対する残酷な虐待をやめるよう求めることを促した。

2002年8月4日