日本明慧

法を正す道における物語


【明慧ネット】2002年7月25日/大陸大法弟子

その一:恐怖大王が世に降りている日々

1999年7月22日、同修たちと同伴で北京へ上申に行って、そのまま拘留されてしまいました。拘留所でのある日、「民政部からの通告」というテレビ宣伝番組を見せられた後、「それを見て、どんな感想があるか? 」と聞かれました。「これは紛れもなく誹謗中傷の内容です」と、大法弟子の心の願いを話しました。殆んど同時に「そうだそれは誹謗中傷だ」と、多くの大法弟子も相槌を打って言いました。そんな話を聞いた警察官が振り向いて、最初に声を出した人を探した時に、私があの弟子が警察官に向かって、平静で和やかに微笑んでいるのを目にしました。その微笑がなんとさっぱりしており、それも生死を度外視した、執着のない微笑みだったのです。私は深く明慧で不惑な内包を感じ取れるようになり、これこそが大法弟子の金剛のごとく動かされぬ現われでもあると感じました。

その二:獄中で法を得た学習者

拘留所の中には、汚職をして投獄された人が一人いました。その人は2000年10月頃、大法弟子と同じ牢屋で監禁されていました。その牢屋で監禁されたのは、殆んど大法弟子だったので、看守はその犯罪者を大法弟子だと勘違いしてしまいました。そのうちに、大法弟子たちの行いを目にし、非常に敬服するようになったため、結局この犯罪者(女性)も修煉をはじめました。後になって看守が彼女は大法弟子ではないにもかかわらず、法を暗誦したり、煉功したりしたのを見たため、彼女に手錠と足枷をつけ、廊下の天井に吊るしていました。彼女はいくら止めさせられても修煉を放棄しませんでした。また拘留所の中で、常に修煉者の基準で自らを律しており、しかも後に入ってくる人に法の素晴らしさを紹介していただけではなく、自分の生活用品まで他人に配って面倒を見ていました。彼女はこのように言いました。私は師父に会ったこともなければ、《転法輪》を見たこともありません。しかし大法弟子たちの行いを目の当たりにし、彼らが本当に素晴らしい人だと分かり、私が師を固く信じ、大法も信じており、しかも煉功もでき、《洪吟》、《経文》を暗誦できるようになり、そして正念を発することもできるようになりました。それだけにとどまらず、普段修煉者の基準で自らを律し、心性を修め、執着を取り除いています。師父の慈悲で偉大さを感じることができます。この一切はすべて師父が見守ってくださり、暗示し教えて下さっています。

その三:獄中で法を得た学習者・続

拘留所の中で、このような囚人がいて、大法弟子のおかげで法を得ました。法を得て三日の日の夜、夢を見ていました。夢の中で彼女は学校に行って、授業中彼女が教科書を持っていないことに気付き、先生は本を持ってきて見せてくれました。今の彼女はテーブルの上に三冊の本が置いてあっても、その真ん中の本こそ、彼女の見るべきものと分かり、両手で丁寧に受け取って感激のあまり泣いてしまいました。しまいには涙の中で目が覚めてしまいました。