日本明慧

香港政府が正義を失うことなく民主的立場に立つことを願う

2002年8月6日 文/鍾言
【明慧ネット】人類史上の数多くの預言にみられる正と邪の最後の戦いは、法輪功学習者による非暴力の平和的抗議と、江沢民政権による法輪功への残虐な迫害に表現されていると、徐々にではありますが、社会においても認識されつつあります。国家という存在においても、今回の迫害に対する態度は、その国家及びその国民の未来の運命を決定するに値するものではないかと思います。

香港は、その特殊な地理的条件、歴史文化的背景、商業的背景によって、アジア太平洋地域のみならず、世界の関心と注目を浴びるスポットとなりました。かつて、香港は“東洋の真珠”と謳われていましたが、それは世界経済の重要な中継点であり、商業貿易の中心的存在というだけではなく、自由と民主の文化的社会であり、東西の文化と政治の架け橋でもあったからです。現在のように、中国大陸が江沢民政権による独裁に覆われている時、“東洋の真珠”は、正にその非凡な意味合いを表わしていることでしょう。

今回の香港警察による誣告(ふこく)行為は、危険この上ないものであり、法治国家としての尊厳を失墜させるものとなるのではないでしょうか。国際社会においては、米国、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、東南アジアの国々に至るまで、江沢民政権の法輪功に対する迫害事実をより正確に認識しつつあり、相次いで今回の迫害を厳しく非難しています。世界の善良なる人々が口々に正義の声を上げ、江沢民政権を厳しく非難した時、香港の行政及び司法は、いかに対処していくのでしょうか?香港政府が正義を失うことなく民主的立場に立つことを切に願っています。