金子容子さん救出のため日本大法弟子が国会前で煉功、請願
2002年8月1日
【明慧ネット】
7月29日から31日までの三日間、一部の日本大法弟子は厳しい暑さに耐えながら、国会衆議院議員会館の前で、煉功による請願と署名活動を行った。
衆議院議員会館からずいぶん離れた所からでも、黄色い地色に黒字の大きな横断幕(長さ6メートル、幅1メートル)が見える。「中国で不当拘束された金子容子さんの救出を日本政府に求めます」と目立つように書いてある。大法弟子は午前8時半から煉功を始め、その日の午後5時まで、ずっと続けていた弟子もいた。
大法弟子による整然とした、和やかな煉功による請願場面は、国会議員や行き来する車の運転手、通行人などへ際立ったイメージを与えていた。その中でずっと資料を配っていた数名の学習者もいた。たくさんの国会議員の先生方、或いは国会職員が資料を受け取ってくれただけではなく、まじめに読んでいた。しかも「暑いのにご苦労さまです」、「頑張ってください」と声をかけ、関心を寄せてくれた。
最も感動したことは、一日も欠かさず朝早く来て、横断幕と各種のビラを用意しておいた、定年退職したおじいさんが、奥さんと共にすでに3週間近く請願活動を行っていた。7月10日から炎天下の酷暑の日にも、大雨や台風の日にもかかわらず、この二人は相変わらず朝8時から午後5時まで続けていた。一人はビラを配り、もう一人は署名を集めた。他の同修が「おじいさんお疲れ様です。体に気をつけてください。」と声をかけると彼は、「いいえ、国内の同修と比べてみれば、このぐらいの苦労は何でもありません。」と言った。我々の近くにある、平和を呼びかける僧侶で構成された団体のメンバーは、我々が迫害事実を暴露したことによって、次のように意見を表した。「今現在でも、このような凶暴な独裁者がいるなんて、本当に信じがたい。しかし善良な人を迫害するものは、自ら滅亡を招くに違いない」
現在までに日本大法弟子は、全国範囲で3万名以上にのぼる、金子容子さんへの救出援助の署名を集めた。
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