ニュース速報<2002.8.16>
【香港裁判】
1. イギリス前国務副長官、パナマ総督ソロ卿が香港裁判の判決が不当であると譴責した
イギリス前国務副長官、パナマ総督ソロ卿は8月15日、イギリス法輪大法学会の記者会見で、香港法廷の法輪功学習者に対する不公正な判決を譴責した。
ソロ卿:“判決結果からみると、香港はもはや、中英両国が97年に調印した香港基本法で保障されている権利と自由を有しない。香港政府は明らかに中国共産党政府から圧力を受けており、そして公民の人権を抑圧することでこの圧力に屈している。”
“明らかに中国江沢民国家主席は、一億に及ぶ無実の法輪功学習者に対し、人類史上最大規模の迫害をし、想像を絶する程度にまで行おうとしている。これまでに数千人が虐待で死亡、1万人以上が労働強制所に送られ、10万人を超えた人が不法逮捕されている。”
“現在、事実によりこのような迫害が香港まで拡大しようとしている。すべての自由世界の政府と人民は立場を表明する責任がある。つまりいかなる中国警察政府の行為の拡大はまったく受け入れられないものである。”
2. アメリカ国会国際関係委員会スミス副主席:不公正な判決は香港の法制を明らかに破滅している
3. アメリカ人権弁護士テリー:“北京によって有罪判決が作られた”
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アメリカ人権弁護士テーリー・マッシュさんが香港の法廷の審判を傍聴した。彼女の観察によると、“香港政府はこの案件を証明するための証人を一人も提供しませんでした。警察以外に交通妨害を証明する人は一人もいませんでした。当時のビデオを見れば、道は広く、通行するには十分なスペースがあります。”と示した。彼女はさらに“みなさんが見た通り、事実もそうですが、この審判は北京政府によって作られた有罪判決です。”と言及した。
4. アメリカ法輪功友の会公告:香港社会は自由主義に対する試練を乗り越えられなかった
“香港人民とすべての自由を大切にする人達は、かつて自由社会だった香港の人権を悲しく思うだろう”アメリカ法輪功友の会実行主席エロン・エドラーさんは言った。“これは香港の歴史の転換期であり、一国二制度の終焉を意味している。現場のビデオを見ると、彼らに対する起訴は明らかに間違っており、香港社会は自由主義に対する試練を乗り越えられなかった。我々は香港の人民を哀れむ。彼らの権利は徐々に消されていく危険に晒されている。”
注:アメリカ法輪功友の会は法輪功修煉者の人権を支持するために成立したNPO組織である。
5. ドイツ「サウスドイツ報」:香港政府は自由の保障を侵害した
もし厳粛にならなければ、皆がこの事件を笑うだろう。小人数の集会で、16人が10メートル以上もある道沿いで旗を掲げてデモを行い、そこに警察がやってきて混乱を起こした。警察はその道を全て塞いだ。2ヶ月後“交通妨害”と“公共秩序を乱した”という罪で法廷に送られたのは、警察ではなく、デモを行った法輪功メンバーである。なぜこの件に関しそのように敏感なのだろうか?その発生現場は中国政府香港連絡弁公室前である。それらのメンバーは中国で禁止されている法輪功のメンバーだった。彼らの掲げた旗には“江沢民は虐殺をやめよ!”
皆が木曜日の裁判を待っている。これは香港で初の法輪功を起訴した案件である。この運動は香港ではいまだ合法である。香港人権観察責任者Law Yuk-Kaiや、世界人権組織の主要メンバーは次のように言った。“これこそ我々が観察している自由と公共機構への一種の危険的な破滅です。これらの人達が法廷に送られたのは、彼らが公共の場を乱したのではなく、中国を不快にさせたからである。”香港のマスコミが長時間報道した通り、香港にいる数百名の法輪功学習者は中国(江沢民集団)の目の敵であり、中国は香港に対し彼らに強硬措置を取るよう迫った。したがって、人権家や外交官たちは疑いの態度で今度の案件を注視している。これは香港の自立の試金石となる。
【海外総合】
1. オタワ法輪功修煉者と国会議員が香港の不公正な判決に抗議
2. 台北時報:人権組織は中国が精神病治療を乱用することを譴責
“中国官方の精神病理論では政権異議人士と常軌に合わない人を精神病収容所に入れることを許可している。これらの人は法輪功修煉者、独立組合組織者、秘密検挙人、政治迫害を訴える人、及び政府官僚の不正を暴く人を含んでいる。”
ジュネーブ精神病学者協会とニューヨークの人権観察が連名で報告書をまとめた。
3. 日本法輪功修煉者が中国大使館前で抗議
4. カナダ法輪功修煉者の祝日活動
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