日本明慧

ニュース速報<2002.08.26>


AFP通信:第十二回世界精神医学会が8月24日、日本の横浜開幕し、皇太子ご夫婦がご臨席された

今後五日間にわたる会議の中で、うつ病の診断、日本の高自殺率、及び911テロ事件後の精神分裂症など、主な論題について270セッションの学術交流が行われる予定である。また、中国当局の精神病院を用いた政治的意見の異なる人士、特に異なる信仰を持つ人士(例:法輪功学習者)を迫害した問題が議案として提出され、しかも、中国当局が独立調査機関の調査を受け入れるかどうかについて投票を行う予定である。出席したスイス精神病専門家のウィス氏は、精神医学を濫用するいかなる問題も本大会で関心を寄せるべき問題であり、このような大会は精神病の専門知識を用いて迫害を行う問題を扱う義務があると発言した。
自由アジアラジオ:中国の精神病院に収容されているのは、皆精神病者であるかどうかという問題について、自由アジアラジオの記者江楠氏は8月24日、かつて精神病院に監禁された数人に取材を行った
北京住民王軍鷹氏(53歳)が取材を受け入れた。彼女の夫の王万星氏は1992年6月3日、天安門広場で89年、64事件の死者を哀悼したため逮捕された。王軍鷹の話によると、当時警察は「あなたは共産党員なので積極的に政府の行動に協力すべきだ」と言った。結局、精神の正常な夫を精神病院に閉じ込めることに同意した。法輪功のアメリカスポークスマンも、中国当局が幾千幾万の法輪功学習者を精神病院に閉じ込めている事実を紹介した。特にアメリカの法輪功学習者、藤春燕は99年中国の精神病院の実情調査を行ったため不法逮捕され、未だに釈放されていないことを言及した。

● ドイツのStuttgartにある舞踊学校の校長先生は偶然のチャンスで法輪功と出会い、法輪功の平和的、滑らかな動作に惹きつけられ、法輪功を当校の夏休みの活動に加えた。

●カナダで法輪功を中傷する映像を放送した事件について、オタワ公民報は読者からの手紙を掲載した。手紙には読者の自らの判断によって、法輪功は中国が世界に差し上げた最も素晴らしい贈り物であると書かれていた。

●8月10日に、スウェーデンの法輪功学習者は、スウェーデンの保守党主席に真相資料を手渡し、中国で発生している法輪功学習者への迫害に関心を寄せるよう呼びかけた。主席は今後中国と人権対話を行う際、法輪功問題を主な議題として提出すべきであると発言した。また8月13日、スウェーデンの首相にも同資料を手渡した。首相は今後異なるルートを通じて、中国政府に法輪功学習者の人権問題を提出すると言及した。同日、スウェーデンの法輪功学習者はキリスト民主党主席を訪ね、真相資料を渡した。主席は江沢民独裁政権の法輪功への迫害は、いかなる民主国家も受け入れられないことであると明確な意思を表した。

●法輪大法インフォ・センター8月25日の情報:アメリカ宗教自由委員会は他国の宗教自由状況を観察し、アメリカ大統領及び国会へ宗教自由状況や改善方法、コメントを提出する、独立した連邦機構である。当委員会はアメリカ副国務長官がアジア三ヶ国を訪問する前に、ブッシュ政府に書簡を送り、今年10月、中国国家主席江沢民の訪米の際に、宗教の自由を重要な議題とすべきだと呼びかけた。

●南華早報:中国語の新聞紙であるリンゴ日報は8月24日に声明を発表し、8月15日に当新聞紙への法輪功の広告の掲載を拒んだことについて、法輪功に謝罪の意を表した。声明によると、8月15日、“交通妨害”という理由で起訴された16名の法輪功学習者が判決された当日、編集部は法輪功の広告を掲載するよう要求された。この要求は香港を愛する海外華人からのものである。この広告は今度の判決に影響しうると考え、掲載の要求を拒んだ。声明はマスコミが社会の公正と言論の自由に責任を持つべきであり、社会の公正と言論の自由は何よりも尊重すべきものであると言った。

●観察日報:8月22日の情報によると、18歳の高校生ジリン(音訳)氏は、中国からの迫害を避けるためアメリカで難民申請を提出した。ジリンは1999年、中国東北で法輪功をサポートする集会に参加したため逮捕され、殴打された。二年後、彼女は法輪功を禁止する学校に転校させられた。転校後、校長に法輪功を放棄する声明に署名せよと命じられたが、彼女は断わったため、学校から除名された。自分の信念を放棄しなかったため、選択の余地もなくアメリカに逃げることとなった。彼女の弁護士は、彼女のように法輪功への信仰を放棄しなかったため除名された学生は、中国では非常に増えていると言った。彼女の家族が迫害を受けないよう、本人の実名は公開しなかった。