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解放軍215精神病院は、洗脳班を設置したことは違法だと認めた

【明慧ネット】大連市にある中国人民解放軍215精神病院は、当地の610組織に協力し、病院で洗脳班を設置した。そこには、法輪功学習者十数名が拘禁されている。かれらは、警備により監視され、また医者と看護婦も配置されている。病院当局は、これらの人を精神病院に入れるのは違法だと認めたが、「これは政府の決定したことで、仕方がない」とコメントした。

法輪大法情報センターによると、中国人民解放軍215病院は、主に精神病を治療する専門病院である。しかし、いまは病院の招待所の三階で洗脳班を一つ設置した。ドアや窓などが鉄棒で丈夫に溶接され、封鎖されている。目下、十数名の法輪功の学習者がなかに入れられ、二十名の女の警備より監視されている。そして、番号遼0B-0813の専用パトカーが付けられ、待機している。

大連解放軍215病院のある責任者は最近、当院の招待所に10数名の法輪功学習者を拘禁していることを認めた。彼は「これは事実ですが、政府の決定ですから、我々と関係はありません。」と弁じた。記者の、これら政治犯或いは共産党と違う信仰をしている人を精神病院にいれる行為は違法だと指摘したに対し、当責任者は、「これは分かっていますが、我々の病院と関係はありません、これは政府がやっている事ですから」、「我々もしかたがないです、これは政府の決定ですから」と何回も弁解しました。

情報によると、この病院は以前にも秘密で絶食により抗議した法輪功学習者を二十数名拘禁したことがある。

世界精神病学界は、中国当局が精神病の治療方式を使用して政府の気に入らない人を取り扱うことを密切に注意して観察している。法輪功学習者が強引に精神病院に入れられる案例はたくさん出てきた。自由社会の輿論では、これらにより、警察側が精神病の医者と合作により異見者に対する弾圧を実施していることは表明された、と見ている。

ワシントン・ポスト2002年8月26日の報道によると、本紙の記者フェリプ・ハン氏は、去年中国のある小さくて古い旅館の中で逃亡中の前警官、法輪功学習者の房立宏氏を45分間ほどインタビューした。それによると、房立宏氏は職場に除名されてから監禁された、その後また強制に洗脳班に送られた。また、最後に精神病院に入れられた。そのおり、彼は成功に逃れた。房立宏氏は米国の記者に「私は精神病患者ではないのです、ところが彼らはわたしを他の患者と一緒に 16ヶ月間にも監禁されました。」、「最初、鞍山市康寧精神病院の医者から強制に薬を飲ませられましたが、しかし、その後医者は薬を病棟に持ち帰ってから捨てていい。」と言われました。なぜなら、医者たちは彼が正常人だとはっきり分かっているからです。公安局の上司からの命令により、いかにしても彼を「治療」しなければならないとも、医者が白状した。

フェリプ・ハンの報道によると、中国側はのさばっている弁護を出し、法輪功学習者は異議なく精神病気患者だと、強弁じている。これらの迫害状況は、英国の学者・中国人権問題専門家モーロー(Robin Munro)氏により発布された、この事情に詳しく書いたあるレポートの内容と一致した。中国の統計資料によると、過去の20年のあいだに,警察側は少なくとも3000名ほどの「政治犯」を精神病患者として、安康病院に監禁されていたと、モーロー(Robin Munro)氏が指摘した。