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水資源は既に中国大陸の経済発展を阻害する要素となった

【明慧ネット】(中央社台北6日発表)中国大陸西北、華北、北京、天津は現在厳しい水不足に悩まされている。中国は広大な土地を持っているにも拘らず、水資源は更に貴重なものである。しかし、今の水不足は既に中国大陸の社会経済発展にとって厳しい現実となった。

中新社の報道によると、2000年及び2001年、中国大陸北方地区は、幾度の砂塵風害を受けた後、相次いで厳しい干ばつに見舞われ、水資源の不足、及び経済社会発展の問題が更に表面化した。

報道によると、水資源の不足は、中国大陸内では経済社会発展を喰い止めるほど、無視できない問題となった。中国大陸の水資源は大変厳しく、一人当たりの水量は世界平均の四分の一に過ぎない。中国大陸内の668箇所の都市の内、400箇所以上の都市が水不足に悩まされている。

情報によると、今のところ中国大陸で発生している水資源問題が悪化し続けることに関して、有効的な解決方法はなく、水及び土砂の流失面積は367万平方kmで、中国国土面積の38%を占める。中国大陸内のほぼ半分を占める河川、そして、90%を占める都市の水域は、程度は違っているが汚染されている。水環境の悪化は生態システムに悪影響を与え、水資源不足問題を更に深刻化させる。