日本明慧

法輪功の“ブラックリスト”が中国当局から送られた件について、アイスランド政府はこれを否定しなかった


2002年9月7日

【明慧ネット】アイスランド9月6日のニュース:

アメリカ、カナダと欧州からの8名の法輪功学習者で結成した法輪功対話委員会は9月6日、アイスランド政府と初回対話を行った。アイスランド外務省、法務省の官員は今回の対話に参加した。「法輪功学習者の“ブラックリスト”は中国江沢民集団が提供したものでしょうか?」という質問に対し、アイスランド政府は否定せず、中国から“多くの資料”をもらったと、法務省の官員が認めた。

江沢民氏が6月にアイスランドを訪問した際、アイスランドの
国民3千人が、江沢民氏の法輪功への迫害に対する抗議活動を行った


報道によると、中国国家主席江沢民が今年6月のアイスランド訪問期間中、アイスランド政府は中共の圧力を受け、“ブラックリスト”に載せられた法輪功学習者に対し入国拒否という禁令を下したことは今回対話の焦点となった。

また、情報筋によると、江沢民氏のドイツ訪問期間中、中国側から“法輪功学習者或いは黄色い服が目に入れば、訪問を直ちに中断する”というメッセージが送られ、法輪功学習者の合法的な陳情活動を制限するよう、ドイツ警察に要求した。

中国大陸の法輪功学習者は現在、残酷な迫害を蒙っており、既に監禁、拷問、家庭崩壊し、少なくとも400名以上の死亡ケースが報告された。これは中国国家主席が主な責任を背負わざるを得ない。江沢民氏がアイスランドを訪問した際、学習者達は平和、合法及び善意の方式で今回の迫害を中止するよう呼びかけたという。自分達の利益のためではなく、中国で迫害されている無実の人達のためである。中国ではこのような陳情を行えば、自由どころか、命をうばわれる。

法輪功対話委員会は今回のブラックリストで来たした損害に対して償う方法を協議している。彼達は「公に謝罪をし、中国(江沢民政府)の法輪功学習者への迫害を非難する。ブラックリストに載っていた人々に償う。“ブラックリスト”を公開した上で処分する。」など可能な方法をアイスランド政府側に申し入れた。